昆虫図鑑・メスアカフキバッタ

メスアカフキバッタ

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名前 メスアカフキバッタ(タンザワフキバッタ)
分類 バッタ目・バッタ科
学名 Parapodisma tenryuensis
分布域 本州
大きさ 体長21~30mm程度
出現期 成虫は主に7~10月に見られる
食べ物 成虫、幼虫ともに様々な植物の葉を食べる
越冬 冬は卵で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他
メスアカフキバッタは、名前のように、雌の体が赤っぽい色をしているのが特徴になっている。
しかし、体色には変化があり、雄でも赤っぽい色をしているものも見られる。


メスアカフキバッタの分布域

メスアカフキバッタは本州に分布し、関東から中部地方にかけて分布するとされている。
しかし、近畿地方でも観察されているので、はっきりとした分布域は分からない。


メスアカフキバッタの大きさ・特徴

メスアカフキバッタは、雄の体長は21~24mm、雌では24~30mmほどで、体は雌の方が大きい。

体色も雌雄で異なっていて、雌の体色が赤褐色のような色をしていることが特徴になっている。
その様子から「メスアカ」と名前が付けられているが、雄の中にも赤っぽいものが現れることがある。

また、体色には変化があり、雌でも赤っぽくならないものや、背側だけが赤っぽいものなどが見られるほか、側面に見られる黒色の帯がよく発達しているものなども見られる。

しかし、いずれも翅は退化していて短く、飛ぶことはできない。


メスアカフキバッタの生態・生活

メスアカフキバッタは低地から山地にかけて生息していて、森林や二次林、その周辺などで見られる。
丘陵地から山地にかけて見られることが多いように思うが、陽当たりのよい環境を好むようで、草原や耕作地周辺などでも見られる。

幼虫は5月頃から見られるようになるが、成虫は主に7~10月頃に現れる。
また、フキバッタの仲間は、フキの葉を好んで食べることから名前が付けられているが、クズやフジバカマなどの柔らかい葉も好んで食べる。
メスアカフキバッタも同じで、これらの食草があるようなところに生息している。

雌は土の中に産卵し、冬は卵で越冬する。


メスアカフキバッタについての参考・その他

メスアカフキバッタは、神奈川県の丹沢山地を中心にして、群馬南部から埼玉西部、東京西部から山梨、伊豆半島などに分布しているタンザワフキバッタ(Parapodisma tanzawaensis)とは別種とされていたが、現在は同種とされていて、学名のParapodisma tanzawaensisは、メスアカフキバッタのシノニム(同意語)とされている。

またメスアカフキバッタは、セアカフキバッタと呼ばれることもある。

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