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| 名前 | ヒガシキリギリス |
| 分類 | バッタ目・キリギリス科 |
| 学名 | Gampsocleis mikado |
| 分布域 | 本州の青森から岡山辺りにかけて分布している |
| 大きさ | 翅端までを含めた体長 24.5~37mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に7~10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともに小型の昆虫類など |
| 越冬 | 冬は卵で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ヒガシキリギリスは、主に東日本に分布しているキリギリスの仲間で、陽当たりのよい草原や河原などに生息している。 翅の長さが腹部の末端と同じほどなのが特徴で、ふつうは前翅の側面に黒い斑が見られる。 ヒガシキリギリスの分布域 ヒガシキリギリスは、本州の青森から岡山辺りにかけて分布している。 しかし、近畿地方では淡路島にも分布しているが、奈良や京都、大阪の一部などにはニシキリギリスも分布していて、近畿地方ではニシキリギリスを取り巻くように分布していると言われている。 ヒガシキリギリスの大きさ・特徴 ヒガシキリギリスは、翅端までを含めた体長が、雄で25.5~36mm、雌では24.5~37mm程で、全体に緑色をしたものと褐色部が多い、褐色型のものが見られる。 翅の長さは腹部の末端と同じほどなのが特徴で、ふつうは前翅の側面に黒い斑がある。 いずれの脚にも棘が見られるが、前脚のものは特に長く、よく発達している。 また、雌は腹部末端の長い産卵器がよく目立つ。 中国地方や四国、九州などに分布しているニシキリギリスとは大変よく似ているが、一般に、ニシキリギリスの翅は腹部末端よりも長いが、ヒガシキリギリスの翅は腹部末端より短いか、同じ程度とされている。 また、前翅側面に見られる黒斑も、ニシキリギリスでは見られないか、あっても1列程度と言われているほか、ヒガシキリギリスの方が発音器も大きい特徴があるとされている。 ヒガシキリギリスの生態・生活 ヒガシキリギリスは低地から山地にかけて生息していて、陽当たりのよい草原や河原などで多く見られる。 草丈が高い草原を好む傾向があり、河川沿いの茂みなどでも見られる。 成虫は主に7月下旬ころから現れ、10月頃まで見られる。 成虫、幼虫ともに他の昆虫類などを食べるが、前脚にある長い棘は、昆虫をとらえるのに適している。 また、初齢幼虫は小さいこともあり、イネ科植物などの種子や花粉を食べて成長する。 しかし、成長するに従い、チョウの幼虫や他の小さな昆虫類を食べるようになり、時には共食いすることも観察されている。 これは、ヒガシキリギリスが縄張りをもった生活をしているためとも考えられていて、複数の個体が集まっていることは、まず見られない。 体色が植物の色によく似ているので、見つけることが難しく、近づくと、跳んで逃げるよりも、草むらの奥へ逃げ込んでしまうことが多い。 また、成虫はしばしば葉の上から落下して、落葉の下などに潜り込んだりする。 雌は、長い産卵管を土の中に差し込み卵を産み付け、冬は卵で越冬する。 卵は翌年の3~4月頃には孵化するが、2~3年後に孵化する卵もあるとされている。 ヒガシキリギリスについての参考・その他 以前は、青森から鹿児島にかけて分布しているキリギリスを1種として認識していたが、現在は、東日本と西日本に分布するものを別種として、ニシキリギリスとヒガシキリギリスの2種に別けられている。 しかし、近畿地方などでは両種が混在する地域もあり、分布域は複雑になっている。 |
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