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| 名前 | クビキリギス (クビキリギリス) |
| 分類 | バッタ目・キリギリス科 |
| 学名 | Euconocephalus thunbergi |
| 分布域 | 国内では本州から南に分布している |
| 大きさ | 体長27~35mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に3~11月に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともに植物の葉や茎、小型の昆虫類など |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| クビキリギスはキリギリスの中では大型で、口が赤いのが特徴になっている。 主に本州から南に分布していて、別名・クビキリギリスとも呼ばれている。 クビキリギスの分布域 クビキリギスは中国から朝鮮半島、日本や台湾、東南アジアなどに分布している。 国内では本州から九州、沖縄地方まで分布していて、北海道南部にも分布すると言われている。 クビキリギスの大きさ・特徴 クビキリギスは体長27~35mm程度、翅を含んだ全長は50~58mm程の大きさになり、キリギリスの中では大型になる。 体の前半は比較的太いが、全体にほっそりとした体つきをしていて、頭頂がかなり尖っているのが特徴になっている。 体や翅の色は緑色か淡褐色をしているが、稀に赤みを帯びているものも見られる。 また、クビキリギスの口は鮮やかな赤色で、横から見てもよく目立つ。 この口の色も特徴になっているが、オレンジ色や黄色っぽい口の色をしたものも見られる。 クビキリギスの生態・生活 クビキリギスは低地から山地にかけて生息していて、林縁や草地に多いが、耕作地周辺や河川沿いの草むらなどにも生息している。 イネ科植物などが多ければ比較的ふつうに見られ、市街地近郊の公園でも見られる。 成虫の見られる時期だが、クビキリギスは成虫のまま冬を過ごしたのち、3月頃から活動をはじめ7月頃まで生きている。 その間には新成虫が現れるので、実質的には3~11月頃まで見られ、冬の間も越冬成虫を観察することができる。 クビキリギスは成虫・幼虫ともに雑食性で、主にイネ科植物などの葉や穂、若芽などを食べるが小型の昆虫類なども食べる。 顎の力は強く、ササキリやツユムシなどが食べない大きくて固い種子なども食べることができる。 また、捕らえようとすると噛みついて来るが、一度噛みつくと離そうとはせず、無理に引っ張ると首ごと抜けてしまう。 この事から「クビキリ」と名前に付けられているが、噛まれると相当痛むので、注意する必要がある。 鳴き声は「ジー」や「ビー」などのように聞こえ、引っ張るように連続した声をだす。 産卵は5~6月頃に見られ、卵はイネ科植物などの葉裏や葉と茎の間などに産み付けられる。 卵は7月には孵化し、幼虫も成虫と同じイネ科植物の葉や小型の昆虫類などを食べて成長する。 9~10月頃には成虫になり、冬はイネ科植物の株などに潜り込んで成虫のまま越冬し、翌年の初夏くらいまでの寿命をもっている。 クビキリギスについての参考・その他 クビキリギスの雌雄は分かりづらいが、雌の産卵管は剣状になっていて、体色はほとんどの雌が緑色をしている。 また、雌は単為生殖の能力があり、交尾しなくても産卵することができると言われている。 |
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