昆虫図鑑・キマエクロホソバ

キマエクロホソバ

昆虫図鑑・キマエクロホソバ

名前 キマエクロホソバ
分類 チョウ目・ヒトリガ科
学名 Ghoria collitoides
分布域 国内では、北海道から九州まで分布している
大きさ 前翅長 20〜22mm程度
出現期 成虫は主に5〜7月頃に見られる
食べ物 成虫は花の蜜、幼虫は地衣類を食べる
越冬 冬の越冬形態などは不明

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●その他・参考

キマエクロホソバはヒトリガの仲間で、森林や雑木林などに生息している。
北海道から九州まで分布していて、名前のように、頭部は黒く、翅が細長いのが特徴になっている。


キマエクロホソバの分布域
キマエクロホソバは、日本のほか、ロシア極東地方のアムール州や沿海州から朝鮮半島、中国などに分布している。
国内では北海道から九州まで分布していて、屋久島辺りまで見られると言われている。


キマエクロホソバの大きさ・特徴

キマエクロホソバは前翅長(前翅の基部から先までの長さ)20〜22mm程で、翅を広げると33〜41mm程の大きさがある。

全体に細長く、前・後翅は灰褐色や暗灰色のような色をしていて、胸はオレンジ色のような色をしているが、頭部は翅と同じような暗色になっているのが特徴になっている。

また、脚も黒っぽい色をしているが、前翅の前縁は淡色で、黄色っぽいのも特徴になっている。


キマエクロホソバの生態・生活

キマエクロホソバは低地から山地にかけて生息していて、地衣類のある森林や雑木林などで見られる。

成虫は主に5〜7月頃にかけて現れるが、地域などによっては8月頃でも見られる。

成虫は花の蜜などを摂取するが、日中は休んでいることが多く、夕方から夜間にかけて活動し、灯火にも寄ってくる。

幼虫は岩や土壌、樹皮などに生息する地衣類を食べるとされているが、キマエクロホソバの越冬形態など、冬の過ごし方については分からなかった。

また、「ホソバ」と呼ばれる仲間は翅を平たくしてとまるものが多いが、キマエクロホソバは翅を立ててとまる。
その為、とまっていると短い木の枝が落ちているかのようにも見え、見落としてしまうことも多い。


キマエクロホソバについてのその他・参考

キマエクロホソバは、同属のキベリネズミホソバによく似ているが、キマエクロホソバの頭部は暗色だが、キベリネズミホソバの頭部は黄色のような色をしている。

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