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| 名前 | オオモモブトスカシバ |
| 分類 | チョウ目・スカシバガ科 |
| 学名 | Cephonodes hylas |
| 分布域 | 国内では本州から四国、九州などに分布している |
| 大きさ | 体長16〜26mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6〜9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜や花粉、幼虫はウリ科植物などを食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| オオモモブトスカシバは、ガの仲間で、国内では本州から南に分布している。 「モモブト」の名前のように、後ろ脚には長い毛が密生しているのが特徴になっている。 オオモモブトスカシバの分布域 オオモモブトスカシバは、国内では本州から四国、九州などに分布している。 国外では東アジアから東南アジアにかけて分布しているとされていて、北海道にも分布するとも言われているが、これについてははっきりしない。 オオモモブトスカシバの大きさ・特徴 オオモモブトスカシバは体長16〜26mm程で、体は雌の方が大きく、体長22〜26mm、雄で16〜23mm程の大きさがある。 スカシバガの仲間は、翅に鱗粉がない部分が多く、透明に見えることから「スカシバ」と名付けられているが、オオモモブトスカシバも翅の透明部分が多く、前翅の先などに鱗粉が見られる程度になっている。 しかし、頭部から胸にかけてはオレンジ色っぽい黄褐色から淡褐色のような毛が密生していて、前翅の一部や後翅の後ろ縁にも灰黒色のような色の毛があるのが特徴になっている。 脚にも黄褐色から黒褐色のような毛が見られ、特に後ろ脚には長い毛が密生していて、「モモブト」の名前のように、かなり太く見える。 全体はハナバチなどに擬態していると言われているが、脚に見られる毛なども、ハチが脚に花粉をつけているようにも見える。 オオモモブトスカシバの生態・生活 オオモモブトスカシバは低地から山地まで生息していて、森林や疎林、林縁などで見られる。 下草の多いような場所で見られることが多いが、草地や耕作地周辺などのほか、人家近くや公園で見られることもある。 成虫は主に6〜8月頃にかけて現れ、さまざまな花を訪れ、蜜や花粉などを摂取する。 この時、しばしばホバリングして空中に留まっていることが多いが、翅ばたきは素早く、その様子もハチの仲間のようにも見える。 幼虫はカラスウリやキカラスウリ、アマチャヅルなどのウリ科植物の茎内に穴をあけて虫こぶをつくり、それを食べて成長する。 幼虫は、秋になると食草近くの土の中に潜り、土繭をつくって越冬する。 土壌は柔らかくて水分保持がよい場所が選ばれることが多く、翌年の初夏にはサナギとなり、その後羽化して成虫として現れる。 オオモモブトスカシバについてのその他・参考 オオモモブトスカシバは、大型のスズメバチのようにも見えなくはないが、ガの仲間なので、人を刺したりすることはない。 また、オオモモブトスカシバは屋久島や石垣島などにも分布しているが、石垣島のものは基亜種・Melittia sangaica sangaicaとされていて、本州などのものは亜種・M. s. nipponica されている。 ただ、詳しい亜種の種類や分布域などについては分からなかった。 |
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