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| 名前 | イチジクキンウワバ |
| 分類 | チョウ目・ヤガ科 |
| 学名 | Chrysodeixis eriosoma |
| 分布域 | 国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布している |
| 大きさ | (前翅長) 17mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に7〜10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫は様々な植物の葉などを食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫やサナギで越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| イチジクキンウワバはヤガの仲間で、国内に広く分布している。 「イチジク」と名前に付いているが、食性などとは関係がなく、幼虫はさまざまな植物の葉を食べる。 イチジクキンウワバの分布域 イチジクキンウワバはインドから中国、朝鮮半島や日本、台湾などの東アジアのほか、東南アジアやオセアニア地域などに広く分布している。 中近東にも分布すると言われていて、国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布している。 イチジクキンウワバの大きさ・特徴 イチジクキンウワバは、体長15mm、前翅長(前翅の基部から先までの長さ)17mm程で、翅を開くと35〜38mm程の大きさがある。 全体に淡褐色から暗褐色の色をしていて、前翅の中央辺りに銀白色の様な斑があるのが特徴になっている。 この斑はそれぞれの翅にふたつ見られるが、ひとつは丸く、ひとつは「U」字のような形をしている。 また、この版の色は、光の具合によっては(周りの色などが反射して)違った色に見える。 翅を開くと三角形の形をしていて、雄は腹部後端に黒色の毛があるとされている。 一方、翅を閉じると独特の形をしていて、特徴のある突起があるように見える。 ミツモンキンウワバとは大変よく似ているが、イチジクキンウワバの外横線は斑の付近で緩やかに突出しているが、ミツモンキンウワバでは大きく尖ったように突出しているなどの違いがあるとされている。 イチジクキンウワバの生態・生活 イチジクキンウワバは平地から山地まで広く生息していて、疎林やその周辺、草原や耕作地周辺などで見られる。 また、寺社の境内や市街地近郊の公園などでも見られ、さまざまな環境に生息している。 成虫は年に2〜3回ほど現れ、主に7〜10月頃にかけて見られる。 夜間に活動し、様々な花の蜜などを摂取し、日中は草むらや藪の中で休んでいる。 幼虫はキク科やマメ科、ナス科やアブラナ科、バラ科やウリ科など、さまざまな植物の葉などを食べ、決まった食草はないとされている。 冬は幼虫や土の中でサナギになって越冬すると言われているが、暖かい地方では1年を通して見られる。 イチジクキンウワバについてのその他・参考 イチジクキンウワバは「イチジク」と名前に付いているが、これは、翅に見られる斑がイチジクの実に似ているからと言われているが、国外で記録された食草に由来するものとも言われている。 いずれにしても、「イチジク」という名前は食性などからは付けられてはいない。 |
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