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| 名前 | ナミホシヒラタアブ |
| 分類 | ハエ目・ハナアブ科 |
| 学名 | Eupeodes bucculatus |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで広く分布している |
| 大きさ | 体長8~10mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に3~10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜・幼虫はアブラムシなどの体液 |
| 越冬 | 冬は成虫で過ごす |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ナミホシヒラタアブは、一見するとハチのようにも見えるが、翅は1対で、ハエの仲間になっている。 春先の公園などでふつうに見られ、成虫はさまざまな花を訪れる。 ナミホシヒラタアブの分布域 ナミホシヒラタアブは低地から山地に生息していて、草地や耕作地周辺、市街地の公園など、様々な環境で見られる。 国内では北海道から九州まで広く分布しているが、西・中央ヨーロッパなどにも分布しているとされている。 朝鮮半島にも分布すると言われているが、アジアでの詳しい分布域は分からない。 ナミホシヒラタアブの大きさ・特徴 ナミホシヒラタアブは体長8~10mm程で、腹部は黄色と暗褐色のような縞模様になっている。 この縞模様が特徴になっていて、一見するとハチの仲間のようにも見えるが、ナミホシヒラタアブをはじめ、ヒラタアブの仲間は、この模様によってハチに擬態していると考えられている。 ナミホシヒラタアブの腹部の縞模様には3対の黄色い斑が見られるが、胸部に近いもののほかは黄色い斑が繋がっていて、縞模様になっているものが多い。 また、雌雄では、雄の複眼は繋がっているが、雌の複眼はやや離れている。 ヒラタアブの仲間はどれもよく似ていて、腹部の模様などで区別することが多いが、ナミホシヒラタアブはフタホシヒラタアブなどとはよく似ている。 両種とも腹部の黄色い斑には変化があり、分かりづらい。 一般に、雌では、ナミホシヒラタアブでは頭頂の単眼がある黒い部分と触角の付け根の間にも暗色の毛が生えていて薄黒く見えるが、フタホシヒラタアブでは単眼部分は黒いが、触角との間には暗色部分は見られないとされている。 雄ではやや分かりづらいが、ナミホシヒラタアブの小楯板に生えている毛は黒っぽい色をしているが、フタホシヒラタアブでは茶色っぽい色をしていると言われている。 また、雌雄ともに、ナミホシヒラタアブの胸部の背面は青銅色のような色をしているが、フタホシヒラタアブでは黄褐色のような色をしているともされているが、小楯板の様子を含め、光の具合などによっては分かりづらい。 また、それぞれに個体差もあるので、全体の様子を見ながら判断する方がよい。 ナミホシヒラタアブの生態・生活 ナミホシヒラタアブは、低地から山地の草地や疎林の周辺、耕作地や河川沿いの雑木林などに生息している。 市街地の公園なども見られるが、公園などではホソヒラタアブなどともにふつうに見られる。 成虫は主に3~8月頃にかけて見られるが、地域によっては10月、時には11月でも見ることができる。 また、春と秋に多く見られ、成虫はさまざまな花の蜜を吸い、しばしば花の上でホバリングしているのも観察できる。 雌はアブラムシの見られる草木の新芽などに産卵し、幼虫はアブラムシの体液を吸って成長する。 冬は成虫で過ごし、落ち葉の下などで越冬する。 ナミホシヒラタアブについての参考・その他 ナミホシヒラタアブは一見するとハチのようにも見え、「アブ」と名前についているが、人を刺すようなことはない。 また、幼虫もウジ虫状なのでほとんど好かれることはないが、アブラムシを食べることから、益虫とされている。 |
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