昆虫図鑑・アオメアブ(本土産)

アオメアブ(本土産)

昆虫図鑑・アオメアブ
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名前 アオメアブ(本土産)
分類 ハエ目・ムシヒキアブ科
学名 Cophinopoda oldroydi
分布域 本州から九州
大きさ 体長20~28mm程度
出現期 成虫は主に6~9月頃に見られる
食べ物 成虫・幼虫ともに昆虫やその幼虫など
越冬 冬は幼虫で過ごす

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

アオメアブはムシヒキアブの仲間で、名前のように、目は緑色や青緑色をしているのが特徴になっている。
草原や耕作地周辺などに生息していてふつうに見られるが、都市近郊では少なくなっているとも言われている。


アオメアブの分布域

アオメアブは南アジアや東アジアなどに分布していて、国内にも分布している。
しかし、国内のものは一種で、本州から九州、沖縄まで広く分布しているとされていたが、現在は本州や九州に分布するものは別種として扱われている。


アオメアブの大きさ・特徴

アオメアブは体長20~28mm程で、シオヤアブと同じほどかやや小さい。
体は雌の方が雄よりも少し大きいが、いずれも目は緑色や青緑色をしているのが特徴になっている。
また、目の色は光の具合によっては赤っぽくも見える。

体は黄褐色をしているが、脚は黒く、すねの部分は赤褐色や黄褐色をしていてよく目立つ。


アオメアブの生態・生活

アオメアブは低地から山地にかけての森林やその林縁、草原や耕作地周辺などに生息している。
寺社の境内や河川沿いの雑木林、公園などでも見られ、シオヤアブと一緒に見られることも多い。

成虫は年に1回現れ、主に6~9月頃にかけて見られるが、地域によっては5~10月頃まで見られる。

比較的明るい環境を好み、成虫はハエやアブ、カメムシや甲虫類など、小型から中型の昆虫類をとらえて体液を吸う。
獲物は、草の上などにじっととまっていて、近づいてくる昆虫がいれば素早く飛んで襲いかかり、自分よりも体の大きいトンボなどもとらえてしまう。

幼虫も地中でコガネムシ類などの幼虫の体液を吸って成長し、冬は幼虫で越冬する。


アオメアブについての参考・その他

アオメアブは草地があればふつうに見られるが、近年では開発や整地などによって生息環境が減少していて、それに伴う個体数の減少が心配されている。
自治体によっては要注意種などに指定されていて、都市近郊では少なくなっていると言われている。

また、従来は国内で見られるアオメアブは同種・Cophinopoda chinensisとされていたが、現在は本州などのものは別種・Cophinopoda oldroydi として扱われている。

従来からのアオメアブ(Cophinopoda chinensis)は沖縄地方に分布しているが、国外ではインドやスリランカ、インドネシアや中国、朝鮮半島などに分布している。

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