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| 名前 | オオモンクロクモバチ (オオモンクロベッコウ) |
| 分類 | ハチ目・クモバチ科 |
| 学名 | Anplius samariensis |
| 分布域 | 北海道から本州、四国、九州まで |
| 大きさ | 全長 11~25mm 程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6~8月頃にかけて見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜や花粉、幼虫は巣に運び込まれたクモ類を食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬すると言われている |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| オオモンクロクモバチは、名前のように、クモ類をとらえる狩りバチで、幼虫は巣の中に運び込まれたクモ類を食べて成長する。 腹部によく目立つオレンジ色の斑があるのが特徴で、国内に広く分布している。 オオモンクロクモバチの分布域 オオモンクロクモバチは北海道から本州、四国、九州まで、全国に広く分布していて、伊豆諸島や対馬、屋久島などにも分布している。 ただ、朝鮮半島にも分布しているとも言われているが、海外での分布域などは分からない。 オオモンクロクモバチの大きさ・特徴 オオモンクロクモバチの全長は11~25mm程で細長く、全体が黒色をしているが、鼈甲(べっこう)のような光沢がある。 その光沢の様子から、別名・オオモンクロベッコウとも呼ばれている。 触角や脚は長くて、黒色をしているが、腹部(第二節)にはオレンジ色の斑があるのが特徴で、この斑はよく目立つ。 オレンジ色の斑はアナバチ科のジガバチ類などにも見られるが、ジガバチの腹部第1節は非常に細くなっている。 オオモンクロクモバチの生態・生活 オオモンクロクモバチは草原や疎林、河川沿いの雑木林、草がまばらに生える裸地など、様々な環境で見られる。 成虫は主に6~8月頃にかけて現れるが、地域によっては5~10月頃まで見られる。 また、耕作地周辺や寺社の樹林、草むらや花などがあれば市街地の公園などでも見ることができる。 成虫はさまざまな花の蜜や花粉などを食べるが、幼虫はクモ類を食べる。 ほかのクモバチと同様、オオモンクロクモバチの雌は草むらなどにいるアシダカグモ類やハシリグモ類などを捕らえ、幼虫の餌にする。 巣はネズミやモグラなどの古巣を利用して地中につくられることが多いが、岩の隙間などから穴を掘って巣をつくることもある。 捕らえたクモには針を刺して麻酔し、咥えたまま後ろ向きで地面を引きずって巣穴に引き込んで行く。 かなり大きなクモも捕らえるが、雌はクモの腹部側面に産卵し、その後巣穴は塞がれる。 クモは巣穴の中で麻酔をされた状態に保たれ、孵化した幼虫はこのクモだけを食べて成長する。 麻酔されたクモは、2年程も生きていることがあるとも言われていて、冬は幼虫で過ごすとも言われている。 オオモンクロクモバチについての参考・その他 オオモンクロクモバチはベッコウバチ科に属していたが、現在、ベッコウバチ科はクモバチ科に名前が変わっている。 それに伴い、以前は本種を「オオモンクロベッコウ」と呼んでいたが、科の改名とともに「オオモンクロクモバチ」と呼ばれるようになっている。 |
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