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| 名前 | キボシトックリバチ |
| 分類 | ハチ目・スズメバチ科 |
| 学名 | Eumenes fraterculus |
| 分布域 | 国内では本州や四国、九州などに分布している |
| 大きさ | 体長13~17mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6~10月頃にかけて見られる |
| 食べ物 | 成虫は花蜜や樹液など、幼虫はチョウやガなどの幼虫 |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| キボシトックリバチはスズメバチの仲間で、本州から九州にかけて分布している。 巣は植物の茎の間などに、土や泥を用いてトックリ(徳利)のような壺状のものがつくられる。 キボシトックリバチの分布域 キボシトックリバチは国内では本州や四国、九州などに分布している。 国外では中国東北部やロシア極東地方、朝鮮半島などにも分布しているとされていて、北海道でも見られるとも言われているが、これについてははっきりしない。 キボシトックリバチの大きさ・特徴 キボシトックリバチは体長13~17mm程度で、体は全体に黒いが、鈍い光沢がある。 脚は付け根辺りは黒い色をしているが、大部分が黄褐色のような色をしている。 胸や腹部には特徴的な黄色の斑が見られるが、腹部第2節には一対の目立つ黄色の斑点があるのが特徴になっている。 その様子から「キボシ」と付けられているが、腹部には黄色い帯も幾つか見られ、翅の基部にも黄色い斑がある。 キボシトックリバチの生態・生活 キボシトックリバチは低地から低山地にかけて生息していて、疎林や林縁、草原や耕作地周辺などで見られる。 河川沿いの藪や寺社境内でも見られ、自然が残っているような市街地近郊の公園で観察されることもある。 成虫は年に2回ほど現れ、主に6~9月頃にかけて見られるが、地域によっては10月頃まで見られる。 群れをつくることはなく単独で生活していて、様々な花の蜜や樹液などを摂取している。 他のドロバチのように、キボシトックリバチも土や泥を用いてトックリのよう壺状の巣をつくる。 巣は植物の茎の間や岩の上などにつくられるが、時には人家の壁や軒下に巣をつくることもある。 大きさは30~40mm程だが、表面は唾液なども使って綺麗に整形されている。 卵は、巣の天井部分から糸状に吊り下げられた状態で産卵され、その後、巣の中にチョウやガなどの幼虫を運び入れる。 獲物となる幼虫には、針を刺して麻酔がかけられていて、ひとつの巣には数匹ほどが運び込まれる。 最後の獲物を運び込んだのち、入り口は塞がれるが、キボシトックリバチはこの様な巣を一か所に幾つかまとめてつくる。 孵化した幼虫はそれらの獲物を食べて成長し、冬は幼虫で越冬する。 また、雌は巣ができあがると、更に泥などを用いて上塗りするとも言われている。 キボシトックリバチの参考・その他 キボシトックリバチはスズメバチの仲間だが、人への攻撃性は低く、捕まえようなどとしない限りは人に向かってくることはない。 毒性もアシナガバチなどよりも低いと言われているが、無暗に近づきすぎたりすると刺されることもあるので、注意する必要がある。 また、ドロバチの仲間はスズメバチ科・ドロバチ亜科に分類されていて、スズメバチ科の中ではもっとも大きい亜科とされているが、ドロバチ亜科は独立したドロバチ科と して扱われることもある。 |
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