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| 名前 | スズバチ |
| 分類 | ハチ目・スズメバチ科 |
| 学名 | Oreumenes decoratus |
| 分布域 | 国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布している |
| 大きさ | 体長20~30mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~10月頃にかけて見られる |
| 食べ物 | 成虫は花蜜など、幼虫はチョウ類などの幼虫 |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬すると思われる |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| スズバチは国内各地で広く見られ、黒い体にはっきりとした橙色の斑が見られる。 所謂トックリバチの仲間で、腹部は徳利のような形をしている。 スズバチの分布域 スズバチは中国や朝鮮半島、日本や台湾などに分布していて、国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布している。 スズバチの大きさ・特徴 スズバチは体長は20~30mm程で、体は雌の方が雄よりもやや大きい。 全体に黒い色をしているが、腹部第一節の後方には橙色の細い帯とふたつに見える同色の斑があるのが特徴になっている。 第二節には太い橙色の帯があるのも特徴になっているが、胸の背側にも同色の斑がある。 また、頭部(頭楯)にも同色の斑が見られるが、雄ではやや淡い色をしている。 スズバチの生態・生活 スズバチは低地から低山地かけて多く見られ、疎林やその周辺、河川沿いの雑木林や耕作地周辺などに生息しているが、校庭や市街地近郊の公園でも見られる。 成虫は主に7~9月頃にかけて見られるが、地域などによっては5~10月頃まで観察できる。 単独で生活していて、成虫はさまざまな花を訪れ花蜜などを摂取する。 巣は木の枝や岩の割れ目などに壺状のものをつくるが、しばしば民家の軒下や壁などに巣をつくることもある。 巣は細くて細い枝や泥などを用いてつくられ、巣ができると、成虫は卵を産み、チョウ類などの幼虫を運び入れる。 その後入り口が塞がれるが、ひとつの巣にはひとつの卵が産みつけられ、孵化した幼虫は運び込まれたイモムシ類を餌として成長する。 スズバチはこのような巣を数個から十個ほどまとめてつくるが、更にその上から全体を泥などで上塗りして仕上げる。 また、木の枝などに巣がつくられると、形は大きな鈴のようにも見えるので、その様子から「スズバチ」と名前が付けられているのだろう。 はっきりとした越冬の様子は分からないが、ドロバチの仲間は幼虫で冬を越すので、スズバチも同じように幼虫で越冬するのだろう。 スズバチについての参考・その他 スズバチはスズメバチの中でも攻撃性は低い方で、人に向かってくるようなことはない。 ある程度の距離を置いて巣に近づいても何もしてこないが、捕まえようとしたり巣を壊そうとしたりすると刺されることもある。 また、スズバチはスズメバチ科のドロバチ亜科に分類されているが、ドロバチの仲間はスズメバチ科の中ではもっとも大きい亜科とされているほか、ドロバチ亜科を独立したドロバチ科として扱うこともある。 |
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