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| 名前 | ハマベアワフキ |
| 分類 | カメムシ目・アワフキムシ科 |
| 学名 | Aphrophora maritima |
| 分布域 | 国内では北海道から本州、四国、九州にかけて分布している |
| 大きさ | 全長 10~11mm 程度 |
| 出現期 | 成虫は、主に6~10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫共にイネ科植物などの汁を吸う |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ハマベアワフキはカメムシの仲間で、国内に広く分布している。 名前のように、沿岸域の草原などに多いが、河川沿いの草むらなどでもよく見られる。 ハマベアワフキの分布域 ハマベアワフキは、北海道から本州、四国、九州にかけて分布しているが、国外では韓国などにも分布すると言われている。 ハマベアワフキの大きさ・特徴 ハマベアワフキは、全身が淡褐色やクリーム色のような色合いで、翅の先までは10~11mm程の大きさがある。 翅脈は淡色でよく目立ち、翅を閉じていると、頭頂からまっすぐに淡色の筋があるように見えるのが特徴になっている。 また、前翅の基部から中央部に向かって暗色の縦筋が見られるのも特徴になっている。 ハマベアワフキの生態・生活 ハマベアワフキは主に低地に生息していて、名前のように、沿岸部の草原などでよく見られる。 イネ科植物の多いところで見られ、河川沿いの雑木林やその周辺の草むらなどのほか、耕作地周辺でも見られる。 成虫は主に6~10月頃にかけて現れるが、地域などによっては5月頃から見られる。 成虫、幼虫ともにイネ科植物などの茎や葉から汁を摂取して生活している。 体が小さいこともあり、葉の上にいても種かシミのように見えて、見過ごしてしまうことも多い。 動かずにいることが多いが、逃げるときは素早く跳んで逃げる。 跳躍力には優れていて、70cm程の高さまで飛ぶことができるとも言われているが、一度跳んで逃げてしまうと、見つけるのはかなり難しい。 詳しい繁殖の様子などは分からないが、雌はイネ科植物の葉裏や茎などに卵を産み付けると言われている。 冬は成虫で過ごし、秋に現れた成虫が樹皮の間や落ち葉の下などで越冬する。 また、冬の間は人家の隙間なども利用し、複数のものが集まっていることもある。 ハマベアワフキについての参考・その他 アワフキムシの仲間は、幼虫期の一時期に、植物の茎などに泡を出して巣のようなものをつくることが知られていて、名前もその様子から付けられている。 その泡は、植物から摂取した水とアンモニアやたんぱく質などから作られていて、ある種のアンモニア石鹸などと同じ効果があると言われている。 その為、泡の中に侵入しようとする昆虫は、泡によって体表の油分が失われ、呼吸するための気門が水分によって塞がってしまうので、泡の中には侵入できないと言われている。 一方、アワフキムシの幼虫は、腹部の端から管を伸ばして、泡の外の空気を取り込んでいるので、窒息するようなことはなく、その泡によって身を守っていると考えられている。 |
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