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| 名前 | ツヤアオカメムシ |
| 分類 | カメムシ目・カメムシ科 |
| 学名 | Glaucias subpunctatus |
| 分布域 | 本州から四国、九州、沖縄地方まで分布している |
| 大きさ | 体長14~17mm程度 |
| 出現期 | 成虫は4~11月頃に現れる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともに、主にスギやヒノキの実から吸汁する |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ツヤアオカメムシは、光沢のある緑色の体色をしていて、関東地方辺りから南に分布している。 森林やその周辺に生息しているが、湖沼や河川沿いの雑木林のほか、市街地の公園で見られることもある。 ツヤアオカメムシの分布域 ツヤアオカメムシが国外に分布しているかは分からないが、国内では本州から四国、九州、沖縄地方まで分布している。 元は沖縄地方などの暖かい地域に見られたが、近年は本州や四国地方でも見られ、関東地方辺りまで分布を広げ、北上している。 ツヤアオカメムシの大きさ・特徴 ツヤアオカメムシは、体長14~17mm程で、全体が艶のある鮮やかな緑色をしている。 腹側や脚、触覚も緑色をしているが、触覚の3節と4節には小さな暗色の斑が見られ、触角の先も黒っぽいものが見られる。 また、胸の背側と前翅には小さな点刻があり、小楯板の先には一対の黒斑があるのが特徴になっている。 一見するとアオクサカメムシやミナミアオカメムシとよく似ているが、ツヤアオカメムシは、名前の様に、全体に艶のある体をしている。 また、ツヤアオカメムシの小楯板にみられる一対の黒斑も見られないなどの違いがある。
ツヤアオカメムシの生態・生活 ツヤアオカメムシは低地から山地の森林やその周辺などに生息しているが、湖沼や河川沿いの雑木林や寺社林などでも見られる。 市街地の公園などで見られることもあり、夜間では灯火に寄ってきて、街灯やネオンサインに集まっていることもある。 成虫は主に4~11月頃にかけて見られ、成虫、幼虫ともにさまざまな植物から吸汁する。 主にスギやヒノキの実を吸汁するが、春にはサクラやハナミズキなどのほか、果樹園にやってきてナシやモモなどの幼果からも吸汁する。 夏になるとスギやヒノキの実が実り、山地で多く見られるようになり、繁殖はこの時期に行われる。 秋にはいる頃には、山地のもは低地へ降りてきて、再び果樹園などに現れるようになる。 ツヤアオカメムシの卵は淡褐色のような樽型で、陽当たりのよい植物の葉に産み付けられる。 一か所に14~28個ほどの卵がまとめて産み付けられるが、時には住宅の壁などに産み付けられていることもある。 冬は成虫のまま過ごし、葉裏や土の中、落ち葉の下や樹皮の間などに潜り込んで越冬する。 街中でも、生け垣や街路樹の葉裏や樹皮の間、時には家屋の隙間などで越冬していることもあり、ツヤアオカメムシは冬でも暖かい日には活動していることがある。 ツヤアオカメムシについての参考・その他 ツヤアオカメムシは、ミカンやナシ、モモやカキ、ビワやブドウなど、多くの果実からも吸汁するが、ピーマンなどの野菜類についていることもある。 時には作物に大きな被害を与えることもあり、害虫として駆除の対象になっている。 また、ツヤアオカメムシは年によっては大量発生することがあるが、主な餌となるスギやヒノキの結実量は年によって大きく変化するので、それに伴い発生量にも違いがあるのではないと考えられている。 尚、カメムシの仲間は臭いにおいを出すことで嫌われているが、特に刺激しなければにおいを出すことはない。 干してある洗濯物についていたりすることもあるが、そっと払えば特に問題はなく、手に臭いが付いても、水でよく洗えば消えてしまう。 |
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