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| 名前 | サトユミアシゴミムシダマシ(ユミアシゴミムシダマシ) |
| 分類 | 甲虫目・ゴミムシダマシ科 |
| 学名 | Promethis valgipes |
| 分布域 | 国内では北海道から九州地方まで広く分布している |
| 大きさ | 体長21~26mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~8月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫、幼虫ともに腐植質や菌類など |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| サトユミアシゴミムシダマシはゴミムシダマシの仲間の中では大型で、全体に黒い色をしている。 単にユミアシゴミムシダマシ、或いはユミアシオオゴミムシダマシとも呼ばれ、倒木や朽ち木などで見られる。 サトユミアシゴミムシダマシの分布域 サトユミアシゴミムシダマシは本州、四国、九州地方に分布していて、奄美大島辺りまで見られる。 また、近年では北海道の札幌辺りでも観察されているほか、中国東部や朝鮮半島、台湾などの東アジアにも分布している。 サトユミアシゴミムシダマシの大きさ・特徴 サトユミアシゴミムシダマシは体長21~26mm程で、ゴミムシダマシの仲間の中では大型になる。 全体にやや光沢のある黒色をしていて、複眼や触覚も黒い色をしている。 脚も黒いが、前脚の脛節が弓のように湾曲しているのが特徴で、その様子から「ユミアシ」の名前が付けられている。 また、上翅には小さな点刻の縦筋が見られ、胸の上側中央には、はっきりとした縦溝が見られる。 オオユミアシゴミムシダマシやヒメユミアシゴミムシダマシによく似ているが、サトユミアシゴミムシダマシの前胸の背には縦溝が見られるなどの違いがある。
サトユミアシゴミムシダマシの生態・生活 サトユミアシゴミムシダマシは低地から丘陵地、低山地になどに生息していて、林内や林縁、河川沿いの雑木林や寺社林などに生息しているが、市街地近郊でも自然が残る公園などがあれば観察できる。 成虫は主に5~8月頃にかけて現れるが、地域によっては4~10月頃でも見られる。 日中は朽ち木や倒木の隙間などに隠れていることが多く、主に夜間に活動するが、曇った日などはしばしば日中も活動する。 成虫は倒木や朽ち木、マキなどで見られ、キノコなどの菌類や朽ち木や倒木などの腐植質を食べる。 同じ木で何匹かが一緒に見られることもあり、雌は湿った朽ち木の隙間や、腐りかけた木の中などに産卵する。 孵化した幼虫は朽ち木などの中で腐植質を食べて成長し、冬は成虫で越冬する。 サトユミアシゴミムシダマシについての参考・その他 サトユミアシゴミムシダマシは、危険を感じたり捕えようとすると、特有の臭いのある液を出すが、手などに付くとなかなか臭いが取れない。 また、国内で見られるサトユミアシゴミムシダマシは基亜種・P. v. valgipesとされているが、沖縄県宮古諸島の下地島に分布するものは亜種・P. v. subvalgipes とされている。 |
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