昆虫図鑑・エノキハムシ

エノキハムシ

昆虫図鑑・エノキハムシ
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昆虫図鑑・エノキハムシ 3

名前 エノキハムシ
分類 甲虫目・ハムシ科
学名 Pyrrhalta tibialis
分布域 国内では本州から四国、九州地方にかけて分布している
大きさ 体長 7~8mm程度
出現期 成虫は主に6~9月頃に見られる
食べ物 成虫・幼虫ともにエノキの葉を食べる
越冬 冬は卵で越冬すると言われている

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

エノキハムシは、名前のようにエノキの葉を食べるハムシで、全体に淡いクリーム色のような色をしている。
低地に多く、エノキがあれば、公園や街路樹でも見ることができる。


エノキハムシの分布域

エノキハムシは中国南部や日本などに分布していて、国内では本州から四国、九州地方に分布している。


エノキハムシの大きさ・特徴

エノキハムシは体長7~8mm程度で、全体に淡いクリーム色や淡褐色のような色をしている。

上翅は半透明で、灰白色のような微毛が密生している。
複眼と触覚は黒く、脚の中程から先も黒いが(腿節は淡褐色)、脚全体が黄褐色のものも見られると言われている。

ウリハムシとは体色が似ているが、ウリハムシの腹部は黒くなっている。

エノキハムシとウリハムシの比較と違いエノキハムシとウリハムシの比較


エノキハムシの生態・生活

エノキハムシは低地から低山地にかけて生息していて、疎林や林縁、川沿いの雑木林や寺社林などで見られるが、エノキがあれば市街地近郊の公園のほか、住宅地周辺の街路樹でも見られる。

成虫は主に6~9月頃に現れるが、地域によっては5~10月頃でも見られる。

エノキハムシは日中に活発に活動するが、しばしば夜間の灯火にも寄ってくる。
名前のように、成虫、幼虫ともにエノキの葉を食べるが、 幼虫は葉の中央から丸い穴をあけるように食べていく。

雌は、エノキの枝の股や葉の付け根などに、幾つかの卵をまとめて産卵する。
その後表面を覆うので、産卵個所はコブ状になっている。

冬は卵で越冬すると言われていて、翌年の春になって孵化した幼虫は土の中に潜ってサナギになり、やがて成虫となって現れる。


エノキハムシについての参考・その他

エノキハムシはエノキの葉を食べるので、農業などでは特に害虫として扱われていない。

ただ、4~5月頃に幼虫が現れるが、年によっては大量発生することがあり、その様な場合、街路樹や公園のエノキの葉を食べ尽くし、外観などを大きく損なうことがある。

しかし、 エノキは生命力が強いため、葉を食べ尽くされても再び若葉を茂らせることが多く、枯れるようなことは滅多にない。

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