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| 名前 | カメノコハムシ (ナミカメノコハムシ) |
| 分類 | 甲虫目・ハムシ科 |
| 学名 | Cassida nebulosa |
| 分布域 | 国内では北海道から九州地方にかけて分布している |
| 大きさ | 体長 6~7mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~8月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともにヒユ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| カメノコハムシは国内の広い地域に分布していて、耕作地周辺などでふつうに見られる。 カメノコハムシ亜科との混同を避けるため、「ナミカメノコハムシ」とも呼ばれていて、胸や背が半ば透明になっている特徴的な体をしている。 カメノコハムシの分布域 カメノコハムシ(ナミカメノコハムシ)はヨーロッパからトルコを経て、モンゴルや中国、ロシア極東地方や朝鮮半島まで、ユーラシア大陸の温帯域に広く分布している。 日本にも分布していて、北海道から本州、四国、九州地方にかけて分布している。 カメノコハムシの大きさ・特徴 カメノコハムシは体長6~7mm程で、体は雌の方が大きい。 全体に楕円形で丸みのある体つきをしているが、名前のように、背側は亀の甲(カメノコ)のように盛り上がっているのが特徴になっている。 また、胸や背は灰白色や黄褐色のような色をしているが、半ば透明になっているのも特徴になっていて、背には不規則な暗色の斑がある。 カメノコハムシの生態・生活 カメノコハムシは低地から丘陵地にかけて生息していて、成虫、幼虫ともにアカザやシロザなどのヒユ科植物の葉を食べる。 アカザやシロザは耕作地周辺や河川敷、空き地、道端などでよく見られ、カメノコハムシもそのような場所で見られる。 成虫は主に5~8月頃にかけて現れるが、地域によっては4月頃から観察できる。 葉上で見ることがほとんどだが、カメノコハムシは体が小さく、透明でもあることから、案外見落としてしまう。 あまり動き回ることはないようで、背側の斑も小さなゴミのようにも見え、うまく周囲に溶け込んでいる。 雌は、アカザなどのヒユ科植物の葉裏に数個から数十個の卵塊を産み付ける。 幼虫は透明感のあるような緑色で、それらを食草として成長し、冬は成虫で越冬する。 また、カメノコハムシの仲間の幼虫は、末端に脱皮殻や糞をつけたままにする習性があるが、ナミカメノコハムシの幼虫も同じで、危険を感じたりすると、尾のようになった脱皮殻を振り上げるようにして身を守り、威嚇するような行動を見せる。 カメノコハムシについての参考・その他 カメノコハムシはアカザ属の葉を食べることが多いが、同じヒユ科に属するホウレンソウやテンサイの葉も食べる。 ホウレンソウはもちろん、栽培種のテンサイは砂糖の原料となることから、農業では害虫として駆除の対象になっている。 |
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