昆虫図鑑・セボシジョウカイ

セボシジョウカイ

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名前 セボシジョウカイ
分類 甲虫目・ジョウカイボン科
学名 Lycocerus vitellinus
分布域 国内では本州から九州まで分布している
大きさ 全長9~11mm程度
出現期 成虫は主に4~8月頃に見られる
食べ物 成虫・幼虫ともに小さな昆虫類など
越冬 冬は幼虫で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

セボシジョウカイは触角が長く、一見するとカミキリムシの仲間に似ているが、ジョウカイボン科に属している。
主に本州から九州にかけて生息していて、公園などでも見られる。


セボシジョウカイの分布域

セボシジョウカイは本州から四国、九州などに分布していて、隠岐や壱岐、佐渡島や対馬、屋久島などの島嶼部にも分布している。
また、北海道の一部・渡島半島などにも分布していると言われている。


セボシジョウカイの大きさ・特徴

セボシジョウカイは全長9~11mm程で、ジョウカイボンの中では小型の部類に入る。

体色は黄色から黄橙色をしているが、頭部と前胸の背に黒い斑があるのが特徴で、「セボシ」の名前の由来にもなっている。
ただ、この斑には変化があり、中には黒い斑が見られないものもいる。
また、触覚や脚も黄橙色をしているが、上翅はやや暗く、腹部の腹側は黒っぽい色をしている。

触角が長く、一見するとカミキリムシの仲間のようにも見えるが、セボシジョウカイはジョウカイボン科に属している。
ジョウカイボンの仲間はカミキリムシなどの甲虫に比べると上翅が硬くなく、上翅を含めて体全体が柔らかいこともセボシジョウカイの特徴になっている。


セボシジョウカイの生態・生活

セボシジョウカイは低地から低山地にかけて多く見られ、樹林や林縁、耕作地周辺など、広く生息している。
草むらや社寺林、公園などでも見られ、低木の葉の上にとまっていることも多い。

成虫は主に5~8月頃にかけて見られるが、地域によっては4月頃からでも見られる。

成虫はハエやガ、トビケラやカワゲラ、アブラムシなどの小さな昆虫を食べるが、しばしば花にも集まり蜜や花粉を食べることもある。
また、日中に活動するが、セボシジョウカイは夜間の灯火に寄ってくることもある。

卵は土の中にまとめて産み付けられ、孵化した幼虫も動物質のものを食べ、林床などの地表を動き回って小さな昆虫類やダンゴムシなどの小動物を食べる。
冬は幼虫で越冬し、翌年の春にはサナギになる。


セボシジョウカイについての参考・その他

セボシジョウカイは本州から九州まで分布しているが、関東地方南部や伊豆半島周辺、伊豆諸島などには別種のオカベセボシジョウカイ(Lycocerus okabei)も分布している。

西日本などではセボシジョウカイだけが見られるが、両種は大変よく似ていて、外見だけの判別は困難と言われている。

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