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| 名前 | ベニカミキリ |
| 分類 | 甲虫目・カミキリムシ科 |
| 学名 | Purpuricenus temminckii |
| 分布域 | 本州から四国、九州地方まで分布している |
| 大きさ | 体長13~17mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~6月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜や花粉など、幼虫はタケ類を食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫、または成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ベニカミキリは鮮やかな紅色をしているカミキリムシの仲間で、その色から飛んでいてもよく目立つ。 幼虫はタケ類を食べて成長するが、成虫は花の蜜や花粉などを食べる。 ベニカミキリの分布域 ベニカミキリは本州から四国、九州地方にかけて分布している。 北海道のほか、国外では朝鮮半島や中国などにも分布するとも言われているが、これについてははっきりしない。 ベニカミキリの大きさ・特徴 ベニカミキリは体長13~17mm程で、頭部や触角、脚は黒いが、名前のように、前胸と上翅は鮮やかな紅色をしているのが特徴になっている。 紅色の上翅にはふつう斑などは見られないが、前胸の縁には棘のような突起があり、上面には黒い班が見られるのも特徴になっている。 また、この斑は5個ほどに見えるが、しばしば繋がっていて変化がある。 雌雄ともに同じ色をしているが、雄の触角は体長よりも長いが、雌の触角は短く、体長と同じほどの長さになっている。 一見するとヘリグロベニカミキリとよく似ているが、ベニカミキリの前胸の側縁には黒い縁取りがなく、全体に毛も少なくなっている。 また、ヘリグロベニカミキリの上翅後方には一対の黒い斑があるが、中には消失しているものも見られるほか、ベニカミキリにも上翅に黒い斑があるのもいるので、上翅の斑だけでは分かりにくい。 ベニカミキリの生態・生活 ベニカミキリは低地から低山地の雑木林や河川沿いの疎林などに生息しているが、幼虫はタケ類を食べるため、竹林がある市街地近郊の公園や寺社の境内、時には竹でできた民家の生け垣で見られることもある。 成虫は主に4~6月頃にかけて現れるが、地域によっては8月頃でも見られると言われている。 カミキリの仲間は枯れた樹木などを食べるものが多い印象があるが、ベニカミキリはクリやガマヅミ、ハゼやナシなどの花の蜜や花粉を食べる。 白っぽい花にいることが多いように思うが、竹林付近にあるアジサイやコデマリなどの上でも見られるほか、クヌギなどの樹液に寄ってくることもある。 雌は枯れたり伐採されたマダケやモソウチク、ハチクなどのタケ類に産卵し、孵化した幼虫はその中で竹を食べて成長する。 ベニカミキリは、早い時期に産卵された卵は年内に羽化して成虫となり、成虫のままで越冬する1年1化のものと、幼虫で越冬して翌年に羽化し、そのまま成虫で越冬する2年1化のものがあるとされている。 その為、冬は幼虫で過ごすものと、成虫で越冬するものが見られる。 ベニカミキリについての参考・その他 ベニカミキリの幼虫はタケ類を食べることから、竹材や生け垣などに被害を与える害虫として駆除されることがある。 尚、ベニカミキリは、その体色から毒をもっているようにも見えるが、毒などはもっていない。 |
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