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| 名前 | カタシロゴマフカミキリ (カタジロゴマフカミキリ) |
| 分類 | 甲虫目・カミキリムシ科 |
| 学名 | Mesosa hirsuta |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで分布している |
| 大きさ | 体長14~18mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6~8月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は朽ち木などの樹皮、幼虫は樹皮下など |
| 越冬 | 冬は成虫、或いは幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| カタシロゴマフカミキリ(カタジロゴマフカミキリ)は中型のカミキリムシで、国内の広い地域に分布している。 多くのカミキリムシと同様、触覚は長く、体色は保護色になっていて、樹木の上にいても見逃してしまうことも多い。 カタシロゴマフカミキリの分布域 カタシロゴマフカミキリは、ロシア極東地方や朝鮮半島、日本などに分布していて、国内では北海道から本州、四国、九州地方にかけて広く分布している。 カタシロゴマフカミキリの大きさ・特徴 カタシロゴマフカミキリは中型位のカミキリムシで、14~18mm程の体長がある。 全体に灰色と黄褐色、褐色のような斑模様になっていて、更に黒い斑が散在している。 触覚や脚も白と黒のような縞模様や斑模様のようになっていて、短い毛が生えている。 ふつうは肩(上翅の基部付近)の部分が白っぽいことから「カタシロ」と名付けられているが、完全に白いのではなく、肩のところには黒や褐色の斑も混ざっている。 また、体色や模様には個体差もあり、白い部分がはっきりしないものも見られる。 一見するとナガゴマフカミキリに似ているが、 カタシロゴマフカミキリは胸の長さに対して上翅が短くなっている。 よく見ると胸の背側や上翅の斑の様子にも違いがあり、カタシロゴマフカミキリの方が全体に毛が多い。
カタシロゴマフカミキリの生態・生活 カタシロゴマフカミキリは低地から山地にかけて分布していて、林内や林縁などで見られるが、倒木などがあれば寺社林や河川沿いの雑木林などのほか、耕作地周辺や住宅地周辺などでも見られる。 成虫は主に6~8月頃にかけて現れるが、地域によっては5~10月頃でも見られる。 シイやフジ、アカメガシワやアカシデ、イヌシデなど、広葉樹の樹液や朽ち木などの樹皮を食べるが、サクラやオニグルミ、イチジクやイヌビワなど、さまざまな樹木で見られ、モミなどの針葉樹でも見られる。 日中に活動するが、体色の様子は保護色になっていて、倒木の上などにいると見逃してしまうことも多い。 また、カタシロゴマフカミキリは、しばしば夜間の灯火にも寄ってくる。 雌は広葉樹やマツ科の枯れ木や倒木、伐採木などの樹皮の隙間などに産卵し、孵化した幼虫はそれらの樹皮下などを食べて成長する。 冬は成虫で越冬すると言われているが、寒冷地では幼虫で冬を過ごすこともあると言われている。 カタシロゴマフカミキリについての参考・その他 カタシロゴマフカミキリは、倒木などがあれば人家周辺の雑木林などでもよく見られ、朽ち木などを自然に戻す分解者の役目を担っていると言われている。 尚、カタシロゴマフカミキリには次の亜種が知られている。 Mesosa hirsuta hirsuta 北海道から本州、四国、九州地方にかけて分布する基亜種 M. h. albihirsuta 屋久島や種子島に分布する亜種 M. h. brevilhirsuta 長崎県・男女群島の亜種 M. h. continentalis ロシア極東地方と朝鮮半島に分布する亜種 |
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