昆虫図鑑・ドウガネブイブイ

ドウガネブイブイ

昆虫図鑑・ドウガネブイブイ
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昆虫図鑑・ドウガネブイブイ 3

名前 ドウガネブイブイ
分類 甲虫目・コガネムシ科
学名 Anomala cuprea
分布域 国内では北海道から沖縄地方まで広く分布している
大きさ 全長17~25mm程度
出現期 成虫は主に6~8月頃に見られる
食べ物 成虫は広葉樹の葉、幼虫は植物の根や土の中の有機物など
越冬 冬は幼虫で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

ドウガネブイブイは、国内に広く分布しているコガネムシの仲間で、一見するとカナブンに似た感じがする。
成虫はさまざまな広葉樹の葉上などで見られるが、しばしば害虫として駆除されることがある。


ドウガネブイブイの分布域

ドウガネブイブイは中国東北部やシベリア東部、朝鮮半島や日本などに分布している。
国内では、北海道から南、九州、沖縄地方まで広く分布している。


ドウガネブイブイの大きさ・特徴

ドウガネブイブイは体長17~25mm程で、全体に丸みのあるずんぐりとした体つきをしている。

名前のように、銅色やブロンズ色のような体色をしているのが特徴になっている。
また、青銅色から緑銅色のような色をしたものも見られるが、いずれも鈍い金属光沢がある。

体色の様子からカナブンに似ているが、カナブンの頭部は角ばっているほか、小盾板を見るとドウガネブイブイは半円状のように丸くなっているが、カナブンでは三角形になっている。

また、体つきは
アオドウガネと似ているが、アオドウガネは緑色をしているほか、お尻のように見える腹部の端(尾節板)を見ると、ドウガネブイブイは僅かに毛が生えている程度だが、アオドウガネでは全体に毛が生えている。

ドウガネブイブイとカナブンの比較と違い
ドウガネブイブイとカナブンの比較と違い

ドウガネブイブイとアオドウガネの比較と違い
ドウガネブイブイとアオドウガネの比較と違い


ドウガネブイブイの生態・生活

ドウガネブイブイは低地から山地まで生息していて、森林や林縁、雑木林や耕作地周辺などで見られるが、市街地近郊の公園や庭木などでも見られる。

成虫は主に6~8月頃に現れるが、地域によっては10月頃でも観察できる。
日中は葉裏や葉陰などに潜んでいて、日が暮れると活発に動き回り、夜間の灯火にもよく集まってくる。

成虫はサクラやブドウ、ウメやナシなど、さまざまな広葉樹の葉を食べ、イヌマキやマサキなどの庭木にも寄ってくる。

雌は5~10cm程の深さの肥えた土の中に数個~数十個ほどの卵を産み、孵化した幼虫は、土の中で植物の根や腐葉土などを食べて成長する。

冬は幼虫で土の中で越冬し、翌年の春にはサナギになって、やがて成虫として現れる。


ドウガネブイブイについての参考・その他

ドウガネブイブイは、成虫はブドウやクリ、カキやナス、イチゴなどの作物や園芸種の葉を食べるが、時には花や果実を食べることもある。

幼虫も土の中でイチゴやサツマイモ、サトイモなどの植物の細根などを食べることから、アオドウガネなどと同様、害虫として駆除されることがある。

また、アオドウガネは近年北へと分布域を広げているが、アオドウガネの北上により、地域によってはドウガネブイブイの数が減少しているとも言われている。

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