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| 名前 | ホソサビキコリ |
| 分類 | 甲虫目・コメツキムシ科 |
| 学名 | Agrypnus fuliginosus |
| 分布域 | 国内では北海道から九州地方まで分布している |
| 大きさ | 体長13~20mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~7月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は植物の葉や樹液、幼虫は腐植質やコガネムシ類などの幼虫など |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ホソサビキコリはコメツキムシの仲間で、国内の多くの地域で見られる。 さまざまな植物の葉上などで見られるが、観察期間は短い。 ホソサビキコリの分布域 ホソサビキコリは国内では北海道から本州、四国、九州地方に分布していて、国外では韓国や中国河北省に分布している。 ただ、北海道や東北地方では少ないと言われている。 ホソサビキコリの大きさ・特徴 ホソサビキコリは全長13~20mmとやや幅があるが、全体に扁平した体つきをしている。 体色は光沢のない暗褐色や赤褐色のような色をしていて、上翅には浅い点刻の縦筋が見られ、背側には灰白色や黄褐色、褐色などの濃淡の微毛がある。 その様子は不規則なマダラ模様のようで、全体にサビた鉄のようにも見える。 また、前胸の両側の下面には深い切れ込みがあり、危険を感じた時などは、触覚を収めることができるようになっている。 サビキコリとはよく似ているが、ホソサビキコリはやや細長く、サビキコリの前胸の背側には、中央のやや後方に1対の突起が見られるが、ホソサビキコリでは見られないなどの違いがある。
ホソサビキコリの生態・生活 ホソサビキコリは低地から山地に生息していて、森林や林縁、草地や耕作地周辺などで見られるが、河川沿いの雑木林や樹木の多い市街地近郊の公園でも見られる。 成虫は主に5~7月頃にかけて現れ、さまざまな植物の葉上などで見られる。 動きは緩慢で、近づくと触覚や脚を引っ込めて、偽死したように動かなくなるが、手を伸ばすとしばしば地上に落ちて逃げてしまう。 ふつう甲虫類は仰向けになるとなかなか体を元に戻すことができないが、コメツキムシの仲間は頭部と胸を振り上げ、瞬時のうちに跳ねることができる。 ホソサビキコリもこの特徴を備えていて、地面に落ちた時に仰向けになっていても、瞬時に跳び上がって元の姿勢に戻り、そのまま逃げていくこともある。 成虫は植物の葉や樹液、果汁や花粉などを食べるが、アブラムシなどの小さな昆虫なども食べる。 幼虫は土の中で腐植質やコガネムシ、ハムシ類などの幼虫やサナギなどを食べて成長する。 7月頃には土中でサナギになり、やがて成虫となるが、ふつうはそのまま冬を過ごし、翌年の春になると地上に出てきて活動をはじめると言われている。 その為、サビキコリに比べると、成虫の観察期間は短い。 ホソサビキコリについての参考・その他 ホソサビキコリなどのコメツキムシの多くは瞬時に飛び跳ねることができるが、鳥などの外敵に対してはすぐ飛び跳ねることがある。 この時には「パチン」というような音も発するので、威嚇行動のひとつとも考えられている。 |
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