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| 名前 | オオヒラタシデムシ |
| 分類 | 甲虫目・シデムシ科 |
| 学名 | Necrophila japonica |
| 分布域 | 国内では、北海道から九州地方まで分布している |
| 大きさ | 体長18~23mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫、幼虫ともに動物や昆虫の死骸など |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| オオヒラタシデムシは国内ではふつうに見られるシデムシの仲間で、全体に扁平した体つきをしている。 成虫・幼虫ともに腐肉などを食べ、常に地表を歩き回っている。 オオヒラタシデムシの分布域 オオヒラタシデムシは、国内では北海道から本州、四国、九州地方にかけて分布している。 また、国外では朝鮮半島などに分布すると言われているが、はっきりとした分布域は確認できなかった。 オオヒラタシデムシの大きさ・特徴 オオヒラタシデムシは体長18~23mm程で、全体に扁平した体つきをしている。 上翅にははっきりとした縦筋があり、雄は翅の先が丸いが、雌では突出したようになっている。 また、体は光沢のない黒色をしているが、やや青味を帯びたように見える。 北海道に分布するヒラタシデムシとはよく似ているが、ヒラタシデムシの上翅は中央辺りで膨らみがあるが、オオヒラタシデムシではその様な膨らみはなく、前胸の上側に見られる縦筋もはっきりとしている。 オオヒラタシデムシの生態・生活 オオヒラタシデムシは低地から山地まで生息していて、森林や林縁、河川沿いの雑木林や草地、寺社林など、さまざまな環境で見られる。 シデムシの中ではよく見られ、市街地近郊の公園や住宅地周辺などでも観察できる。 成虫は主に4~10月頃にかけて現れ、常に地表を歩き回っている。 落ち葉の下などに隠れていることも多いが、葉の上などで見られることはほとんどない。 オオヒラタシデムシは、成虫・幼虫ともに動物や昆虫の死骸や腐った植物などを食べるが、ミミズやカタツムリなども食べ、特にミミズを好むとも言われている。 雌は湿った土の中に動物の死骸などからつくった肉団子を埋め、その中や周りに産卵する。 孵化した幼虫は肉団子を食べて成長するが、幼虫は三葉虫のように多数の節があり、黒い色をしている。 やがて成虫と同じようなものを食べるようになり、動物の腐肉などに複数の成虫や幼虫が集まっている様子も観察される。 幼虫は冬までには成虫になり、冬は成虫で越冬する。 オオヒラタシデムシについての参考・その他 「シデムシ」は漢字表記で「死出虫」と書かれるが、これは動物の死骸などを食べる習性から付けられている。 オオヒラタシデムシも同様の食性をもっているが、糞虫と呼ばれるセンチコガネと同じように、自然を浄化する役目を果たしている。 |
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