昆虫図鑑・シロコブゾウムシ

シロコブゾウムシ

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名前 シロコブゾウムシ
分類 甲虫目・ゾウムシ科
学名 Episomus turritus
分布域 国内では本州や四国、九州地方に分布している
大きさ 全長 13~17mm程度
出現期 成虫は主に4~8月頃に見られる
食べ物 成虫はマメ科植物の葉、幼虫は植物の細根など
越冬 冬は成虫で越冬すると言われているが、はっきりしない

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

シロコブゾウムシは、マメ科植物があるところならよく見られ、全体に灰褐色や灰白色のような色をしている。
ゾウムシの中では大きく、13~17mmほどの大きさがある。


シロコブゾウムシの分布域

シロコブゾウムシは、中国や朝鮮半島、日本などに分布していて、国内では本州や四国、九州地方に分布している。


シロコブゾウムシの大きさ・特徴

シロコブゾウムシはゾウムシの中では大きく、全長13~17mmほどの大きさがある。

全体にゴツゴツとした体つきをしているが、背は盛り上がって丸みを帯びていて、吻はゾウムシの中では長くはない。
また、上翅の後方にはトゲのような突起があるのが特徴で、その様子から名前が付けられている。

体色は淡い灰褐色や灰白色のような色をしていて、脚や触角も同じ色をしている。

ヒメシロコブゾウムシとはよく似ているが、ヒメシロコブゾウムシの上翅の基部は黒っぽくなっている。
しかし、シロコブゾウムシの上翅も暗色のものが見られるので、上翅後方の突起なども確認する方がよい。
ヒメシロコブゾウムシにも突起が見られるが、シロコブゾウムシほどは目立たないので、全体の様子を観察する方がよい。


シロコブゾウムシの生態・生活

シロコブゾウムシは低地から山地まで生息していて、疎林や林縁、草原や耕作地周辺などで多く見られる。
河川敷の草むらや公園などでも見られ、さまざまな場所で観察される。

成虫は主に4~8月頃にかけて現れるが、地域などによっては9月頃でも見られる。
成虫はクズやハギ、フジやハリエンジュ(ニセアカシア)などのマメ科植物の葉を食べる。

体が大きいこともあり、葉の上にいるとよく目立つが、近づくと葉の上から落下し、脚をたたんで擬死する習性がある。

また、見つけると、しばしば前脚を前に伸ばして身をかがめるようにじっとしている。
これはクモにでも擬態しているのかとも思ったりするが、はっきりした事は分からない。

卵は食草の葉に産み付けられるが、雌は産卵の後、卵を守るように葉を折り曲げるようにする。
孵化した幼虫は、土の中で植物の細根などを食べて成長する。

冬は成虫で土の中や落ち葉の下などで越冬すると言われているが、はっきりしない。


シロコブゾウムシについての参考・その他

シロコブゾウムシは淡い灰褐色や灰白色のような色で、所々が暗色をしているが、これは元の体色が黒いことに因っている。

体は黒色をしているが、全体が明灰色や灰白色、黄褐色などの鱗片で覆われているので、その様な色に見えている。
しかし、活動することによって、この鱗片が剥がれ落ち、その部分が黒っぽく見えるようになる。

また、シロコブゾウムシの後翅は退化しているので、飛ぶことはできない。

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