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| 名前 | アオモンイトトンボ |
| 分類 | トンボ目・イトトンボ科 |
| 学名 | Ischnura senegalensis |
| 分布域 | 国内では本州から四国、九州、沖縄地方にかけて分布している |
| 大きさ | 全長30~35mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は小型の昆虫類、幼虫はミジンコ類やユスリカ類など |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| アオモンイトトンボは本州から南で見られるイトトンボで、イトトンボの中では比較的ふつうに見られる。 雌雄で体色が違っているが、雄の腹部後方には水色の斑があるのが特徴になっている。 アオモンイトトンボの分布域 アオモンイトトンボは、中国や朝鮮半島、日本や台湾、東南アジアなどに分布している。 国内では本州から四国、九州、沖縄地方にかけて分布していて、小笠原諸島でも見られる。 また、アオモンイトトンボは中東からアフリカにも分布していて、温帯から熱帯域まで広く分布している。 アオモンイトトンボの大きさ・特徴 アオモンイトトンボは全長30~35mm程度のイトトンボで、雌雄で体色などが異なっている。 雄は胸の側面が淡い緑色や黄緑色、水色などで、腹部の背側は黒く、腹側は黄緑から緑色をしている。 胸が水色のものは腹部の黒い筋がよく目立つが、雄はいずれも腹部の第8節の全体と第9節の腹側は綺麗な水色をしている。 雌は未熟なものは胸がオレンジ色をしているが、成熟と共に緑色から褐色へと変化するが、雄の様に腹部後方の水色部分は見られない。 また、雌は雄と同じような色をしているものもていて、胸が水色や黄緑色で、雄と同じように腹部の第8節の全体と第9節の腹側は水色をしている。 但し、腹部の水色部分が緑色のような雌も見られ、雌では変化が多い。 しかし、アオモンイトトンボは、雌雄ともに複眼後方には眼後斑と呼ばれる小さな丸い斑があり、雄では淡青色をしているが、雌は緑色や褐色などをしている。 一見するとアジアイトトンボとはよく似ているが、アジアイトトンボの雄の腹部後端の水色部分は9~10節で、アオモンイトトンボの方が体もやや大きい。 雌のアオモンイトトンボでは、ふつう腹部背側の黒い筋は第2節からはじまっていて胸のところまで届いていないが、アジアイトトンボの雌では胸あたりまで届いているとされている。
アオモンイトトンボの生態・生活 アオモンイトトンボは主に低地の池沼や湿地、水田などに生息していて、河川沿いや汽水域に近い疎林や藪などでも見られる。 大きな池がある市街地近郊の公園にも生息していて、イトトンボの中では比較的ふつうに見られる。 成虫は主に4~9月頃にかけて現れるが、地域によっては11月頃まで見られ、観察期間は長い。 他のトンボ類と同じで、成虫はハエやガなどの小型の昆虫類を食べるが、羽化した後はあまり羽化水域から離れることはない。 アオモンイトトンボは比較的開けた環境を好むようだが、繁殖は雌雄が連結してハート形のような形になって交尾した後、雌が単独で産卵する。 卵は水面に浮いた植物などの組織内に産み付けられ、孵化した幼虫は水生(ヤゴ)で、ミジンコやボウフラ、水生昆虫などを食べて成長する。 冬は幼虫で過ごし、水中の沈水植物や抽水植物にしがみついて越冬する。 アオモンイトトンボについての参考・その他 アオモンイトトンボは分布域ではふつうに見られるが、地域によっては開発などによる影響で産卵場所などが減少していて、それに伴い個体数が少なくなっている地域もある。 |
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