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| 昆虫の特徴については「昆虫の特徴」のページで紹介していますが、このページでは、さまざまな昆虫の分け方や分類について見てみます。 現在、地球上の昆虫はおよそ100万種が知られていて、昆虫類は全動物の4分の3ほどを占めていると言われています。 新種も多く発見されていて、毎年2000種ほどの新種が発見されています。 その様に非常に種類の多い昆虫ですが、昆虫は概ね次のように分類することができます。 昆虫の分け方・分類 ●昆虫は無翅類と有翅類 昆虫類はさまざまな形をしていますが、それぞれに特徴があります。 特に、翅の様子には特徴がよく現れるので、昆虫類を大きく分けると 翅のない無翅類 翅のある有翅類 のふたつに大別することができます。 翅のない無翅類は、幼虫から成虫までの形がほとんど変わらない無変態の昆虫です。 家の中で見られるシミ類や岩場で見られるイシノミ類などがそうで、広義の昆虫類であるトビムシやコムシ、カマアシムシ類などもこの仲間に入ります。 一方、昆虫にはふつう翅があるので、有翅類には数多くの種類が見られます。 そこで、有翅類の成長の過程を見て見ると、幼虫から成虫になる不完全変態のものと、幼虫のあと蛹の時期を経て成虫になる完全変態のものがあります。 不完全変態のものはバッタやトンボ、カメムシやカマキリなどの仲間で、外翅類とも呼ばれています。 完全変態する昆虫の仲間には、チョウやハチ、甲虫類などで、内翅類とも呼ばれています。 また、翅を折りたためないトンボやカゲロウなどは旧翅類、翅を折りたためるバッタやカメムシなどを新翅類とするような場合もあります。
●「目」は昆虫の大きなグループ 昆虫を大別すると、無変態類(無翅類)、不完全変態類(外翅類)、完全変態類(内翅類)に分けられますが、ふつう「チョウ」や「トンボ」、「バッタ」や「ハチ」と呼んでいるものは、ほとんどの場合、分類上では「目(もく)」と呼ばれるものを指しています。 「目」は、それぞれの成長過程や翅の様子、体のつくりなどの特徴が共通しているもので、翅が一対・2枚のハエ目、上翅が硬いコガネムシやハムシなどの甲虫目、翅に鱗粉があるチョウ目などに分けられています。 現在30〜32程の目に分けられていますが、最も多いのは甲虫目で、世界に35万種以上が生息しています。 チョウやガの仲間(チョウ目)も約17万種ほども生息していて、ハチ目、ハエ目などもかなりの数が知られています。 「科」という分類階級は、「目」の中を更に分けたもので、チョウ目の中の「アゲハチョウ科」、トンボ目の中の「イトトンボ科」などと言ったものです。 アゲハチョウの仲間は、チョウの中でも大きな翅をもっていて、ふつうは後翅の後方に尾状突起と呼ばれる目立つ突起があります。 また、イトトンボの仲間は前後の翅がほぼ同じ形で、腹部がかなり細長く、ほとんどのものは休む時には翅を閉じているなどの特徴があります。 「種」は「科」の中の特定の昆虫で、ナミアゲハ、キイトンボなどと言った、「科」の中でも個別の特徴をもった昆虫を指しています。 この様に昆虫類は分類されていますが、昆虫は種類が非常に多く、同じように見えても体の色や斑の様子が少し違っていたり、個体や雌雄によっても異なる場合が多いので、「種」の特定が困難な昆虫もかなり多くあります。 詳しいことは交尾器の様子など、細部を確認することになるので、はっきりしない場合も多くあります。 |
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