昆虫図鑑・ヤマクダマキモドキ

ヤマクダマキモドキ

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名前 ヤマクダマキモドキ
分類 バッタ目・キリギリス科
学名 Holochlora longifissa
分布域 国内では本州から四国、九州にかけて分布している
大きさ 翅の先まで 50~58mm程度
出現期 成虫は主に8~10月頃に見られる
食べ物 成虫・幼虫ともに植物の葉や茎など
越冬 冬は卵で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

ヤマクダマキモドキは、全体に綺麗な緑色をしていて、横から見ると木の葉のような形をしているのが特徴になっている。
キリギリスの仲間で、本州から四国、九州にかけて分布していて、主に日没から夜にかけて活動する。


ヤマクダマキモドキの分布域

ヤマクダマキモドキは、中国や朝鮮半島、日本などに分布していて、国内では本州から四国、九州にかけて分布している。


ヤマクダマキモドキの大きさ・特徴

ヤマクダマキモドキは、全体に綺麗な緑色をしていて、翅の先までは50~58mm程の大きさがある。

横から見ると木の葉のような形をしていて、脚も緑色をしているが、前脚の腿節は赤褐色のような赤っぽい色をしているのが特徴になっている。
また、触覚も赤っぽく、前翅の基部辺りには白と黒色のような筋が見られる。

雄の腹部末端は先端が上向きに反っていて、雌の産卵管は基部が緑色で、先は褐色のような赤みを帯びている。

サトクダマキモドキとはよく似ているが、ヤマクダマキモドキの前脚が赤っぽい色をしているの対して、サトクダマキモドキの前脚は緑色をしている。

また、雄の腹部末端や雌の産卵管もやや異なっていて、サトクダマキモドキの雄の腹部末端はほぼ真っすぐで、やや赤みを帯びている。
雌の産卵管はヤマクダマキモドキよりもやや大きく、全体に赤みを帯びている。

ヒメクダマキモドキにも似ているが、ヤマクダマキモドキの前脚の腿節は赤っぽい色をしているほか、前翅の基部辺りには白と黒色のような筋が見られる。


ヤマクダマキモドキの生態・生活

ヤマクダマキモドキ低地から山地にかけて生息しているが、名前のように、低地よりも丘陵地から山地にかけて多く見られる。

森林やその周辺、草原などに生息していて、成虫は主に8~10月頃にかけて現れるが、地域などによっては7~11月頃まで見られる。

成虫・幼虫ともに広葉樹の葉などを食べるが、成虫は時に小さな昆虫類なども食べる。

昼間も活動するが、日中は葉の陰などで休んでいることが多く、体色が木の葉の色によく似ているので、動かずにいると見つけるのが難しい。

主に日没から夜にかけて活動し、灯火にもよく集まり、雌雄ともに「チッチッチッ…」、「ピチッ、ピチッ、ピチッ」などと聞こえるような音で鳴く。

雌は、やすり状のような産卵管で木の枝など削りながら産卵する。
冬は卵で越冬し、翌年の春になると孵化し、幼虫として現れる。


ヤマクダマキモドキについての参考・その他

「クダマキ」とは「クツワムシ」のことで、よく似ていることから名前が付けられている。
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