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| 名前 | ヒメアトスカシバ |
| 分類 | チョウ目・スカシバガ科 |
| 学名 | Nokona pernix |
| 分布域 | 国内では本州、四国、九州にかけて分布している |
| 大きさ | 翅を開くと21〜29mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6〜9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜や花粉、幼虫はアカネ科などの葉を食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| ヒメアトスカシバは、一見するとハチの仲間のように見えるが、ガの仲間で、チョウ目・スカシバガ科に属している。 低地から山地まで広く生息していて、成虫は昼間に活動し、さまざまな花を訪れる。 ヒメアトスカシバの分布域 ヒメアトスカシバは、国内では本州、四国、九州にかけて分布している。 国外での分布域ははっきりしないが、中国にも分布すると言われている。 ヒメアトスカシバの大きさ・特徴 ヒメアトスカシバは、翅を開くと雌で22〜29mm、雄で21〜27mm程の長さがある。 スカシバガの仲間は、翅に鱗粉が少なく、透明部分が多いことから「スカシバ」と名前が付けられているが、ヒメアトスカシバも前翅は暗褐色をしているが、後翅は翅脈や後ろ縁の他は透明になっている。 体は全体に黒褐色や黒色で、脚を含め、毛が密生しているのが特徴になっている。 腹部には2本の黄色い帯があり、頭部後端の両縁には白い毛も見られるのも特徴になっている。 また、腹部後端を見ると、雌では2本の黄色い縦筋があるが、雄では縁が白く、開かれたようになっていて、雌雄でやや異なっている。 一見するとハチの仲間のようにも見え、ヒメアトスカシバはオオフタオビドロバチなどに擬態していると考えられている。 ヒメアトスカシバの生態・生活 ヒメアトスカシバは低地から山地にかけて生息していて、森林や疎林、その周辺などで見られるが、草むらや寺社林、耕作地周辺のほか、市街地近郊の公園で見られることもある。 成虫は主に6〜9月頃にかけて現れ、様々な花の蜜や花粉を食べる。 翅ばたきは素早く、しばしば空中で静止して蜜を吸っている様子が観察される。 また、ヒメアトスカシバは日中に活動するが、夜間も活動するとも言われている。 幼虫はアカネ科のヘクソカズラなどを食草とし、冬は幼虫で越冬し、食草の茎に侵入して冬を過ごす。 翌年の春になるとサナギになり、その後羽化して成虫として現れる。 ヒメアトスカシバについてのその他・参考 ヒメアトスカシバは一見するとハチの仲間のように見えるが、ガの仲間なので人を刺したりするようなことはない。 また、対馬では、全体に黒色をした黒化型のヒメアトスカシバが見られる。 この他、よく似た名前で「オオスカシバ」がいるが、こちらはスカシバガではなく、スズメガの仲間になっている。 |
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