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| 名前 | ホシホウジャク |
| 分類 | チョウ目・スズメガ科 |
| 学名 | Macroglossum pyrrhosticta |
| 分布域 | 国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布している |
| 大きさ | (前翅長) 21〜25mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に7〜11月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は各種の花の蜜、幼虫はアカネ科の葉を食べる |
| 越冬 | 冬はサナギか前蛹で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| ホシホウジャクは、一見するとスズメバチの仲間のように見えるが、ガの仲間で、日中にも活動する。 各地にふつうに見られ、さまざまな花を訪れ、庭先や市街地の公園などでも見られる。 ホシホウジャクの分布域 ホシホウジャクは、北海道から九州、沖縄地方まで広く分布していて、ロシア極東地方や中国、朝鮮半島や台湾などにも分布している。 また、ホシホウジャクはスリランカやインド、ネパールなどからタイやマレーシア東部、フィリピンやインドネシアなどにも幅広く分布している。 ホシホウジャクの大きさ・特徴 ホシホウジャクは前翅の基部から先までの長さ(前翅長)が21〜25mm、翅を広げると50〜55mm程の大きさがある。 体は太く、全体に短い毛が密生していて、淡褐色と暗褐色のようなマダラ模様のように見える。 また、胸の背から口先までには、暗褐色の筋がある。 前翅も体色と同じようなマダラ模様になっているが、後翅は暗褐色でオレンジ色のような斑があるのが特徴になっている。 このオレンジ色の斑は、とまっている時には前翅に隠れて見えないが、飛ぶとよく目立つ。 また、オレンジ色の斑は腹部の脇にも見られるが、腹部後方の上面には白い斑が見られるのも特徴で、その様子から「ホシ」と名付けられている。 休んでいるときは枯れ葉のような体色をしているので見つけにくいが、飛んでいると、スズメバチの仲間ようにも見える。 しかし、ホシホウジャクはチョウの仲間で、オオスカシバなどと同じスズメガ科に属している。 漢字表記は「星蜂雀」と書かれるが、その体つきや体色から、ハチに擬態しているとも言われている。 ホシホウジャクの生態・生活 ホシホウジャクは、低地から山地にかけて生息していて、開けた草地や林縁などで見られるが、耕作地周辺のほか、庭先や市街地の公園などでも見られる。 幼虫はアカネ科のヘクソカズラなどを食草としているが、ヘクソカズラは藪や道路脇など、様々なところに生えているので、成虫もそのような場所でよく見られる。 成虫は年に1〜3回ほど現れ、主に7〜11月頃にかけて見られるが、地域によっては5月頃から見られる。 ホシホウジャクは夕方から夜間にかけて活動すると言われているが、日中もよく活動している。 成虫は各種の花を訪れて蜜を吸うが、その時には花にとまらず、空中でホバリングしながら吸蜜する。 空中で停止して、長い口吻を伸ばして花の蜜を吸っているが、翅ばたきはかなり素早く、近くで観察しているとはっきりとした翅音が聞こえてくる。 また、ホシホウジャクは毎日同じコースを回っているようで、同じような時間に、同じ場所で見られることが多い。 花が多いようなところでは、次から次へと飛び移って蜜を求めているが、離れてしまっても、しばらくのあいだ待っていると、また同じ花や近くの花に寄ってくることも多い。 卵はヘクソカズラやアカネ、クチナシなど、アカネ科の植物の葉裏にひとつずつ産み付けられ、孵化した幼虫は、それらの葉を食べて成長する。 やがて土の中や落ち葉の下などに潜り込んでサナギになり、冬はサナギか、動きがほとんど止まった前蛹と呼ばれる状態で越冬すると言われている。 ホシホウジャクについてのその他・参考 ホシホウジャクは、大型のスズメバチのようにも見えなくはないが、ガの仲間なので、人を刺したりすることはない。 また、ホシホウジャクは国外にも広く分布しているが、亜種などはいないとされている。 |
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