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| 名前 | ベニスジヒメシャク |
| 分類 | チョウ目・シャクガ科 |
| 学名 | Timandra recompta |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで見られる |
| 大きさ | (開張) 20〜26mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5〜9月頃に見られる |
| 食べ物 | 幼虫はタデ科植物などの葉を食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| ベニスジヒメシャクは各地に分布しているシャクガの仲間で、翅には赤っぽい筋があるのが特徴になっている。 休んでいる時は翅を開いているので、赤い筋はよく目立つ。 ベニスジヒメシャクの分布域 ベニスジヒメシャクは北海道から九州まで各地に分布していて、ロシア極東地方や中国東部、朝鮮半島などにも分布するとされている。 ベニスジヒメシャクの大きさ・特徴 ベニスジヒメシャクは、開張(翅を開いた時の長さ)20〜26mm程で、雌の方が雄よりも僅かに大きい。 全体に淡い肌色や黄色っぽいような色をしていて、小さな淡い灰褐色のように見える斑が散らばっている。 前翅・後翅ともに先は尖っていて、翅を広げると、直線や「く」の字を横にしたような赤っぽい筋があるのが特徴になっている。 「ベニスジ」と名前にいているが、この筋はふつうはピンク色や淡い赤紫のような色をしている。 また、前後両翅の後ろ縁にも同色の細い筋が見られるが、中央に見られるものと共に、全体に滲んだように見えるもの特徴になっている。 中央の筋と縁の筋の間にも淡い灰褐色のような波型の筋があり、前翅の前方にも赤っぽい細い筋がある。 ベニスジヒメシャクの生態・生活 ベニスジヒメシャクは低地から低山地にかけて生息していて、林縁や河川沿いの茂み、耕作地周辺などで見られる。 また、タデ科の植物があれば草地や寺社内、公園などでも見られる。 成虫は主に5〜9月頃にかけて見られ、夜間に活動し、灯火にも寄ってくる。 昼間は藪や茂みの中で休んでいるが、葉裏ではなく、葉の表にとまっていることが多い。 この時、触角は左右に広げて隠すようにしているが、これは頭部を分からないようにしているのだろう。 成虫は花の蜜を求めると言われているが、詳しいことは分からない。 幼虫は所謂シャクトリムシで、イタドリやスイバ、ニワヤナギやミズヒキ、イヌタデなどのタデ科植物の葉を食べ、冬は幼虫で過ごすと言われている。 ベニスジヒメシャクについてのその他・参考 ベニスジヒメシャクの仲間には、コベニスジヒメシャクやフトベニスジヒメシャク、ウスベニスジヒメシャクなどがいるが、いずれもよく似ていて見分けるのは難しい。 本種・ベニスジヒメシャクに見られる赤い筋はふつうはピンク色のような色をしていて、全体に滲んだようにも見えるので、他のものよりは分かりやすい。 しかし、他のものは大変よく似ていて、詳しくは交尾器を解剖して調べる必要があるとされている。 |
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