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| 名前 | コベニスジヒメシャク |
| 分類 | チョウ目・シャクガ科 |
| 学名 | Timandra comptaria |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで見られる |
| 大きさ | (開張) 20〜25mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6〜9月頃に見られる |
| 食べ物 | 幼虫はタデ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| コベニスジヒメシャクは、国内各地で見られるシャクガの仲間で、前・後翅に紅色の筋があるのが特徴になっている。 コベニスジヒメシャクの分布域 コベニスジヒメシャクは、国内では北海道から本州、四国、九州まで広く分布していて、台湾にも分布している。 かなり離れたスリランカでも観察されているが、ロシア東部や中国、朝鮮半島などにも分布していると言われている。 コベニスジヒメシャクの大きさ・特徴 コベニスジヒメシャクは、開張(翅を開いた時の長さ)が20〜25mm程のシャクガで、前翅・後翅ともに先は尖っている。 全体にくすんだ肌色のような色をしていて、小さな青灰色のような斑がある。 また、前後両翅の中央辺りには紅色のはっきりとした筋があり、これが特徴になっている。 この紅色の筋は直線的で、翅を広げると「く」の字を横にしたようにも見え、前翅・後翅の後ろ縁にも同色の細い筋が見られる。 中央のはっきりした筋と外縁の細い筋の間にも青灰色のような波型の筋があり、前翅の前方にも紅色の細い筋がある。 コベニスジヒメシャクの生態・生活 コベニスジヒメシャクは低地から低山地にかけて生息していて、林縁や耕作地周辺などで見られる。 また、河川沿いの疎林や茂みなどのほか、草地や公園でも見られる。 成虫は主に6〜9月頃にかけて見られるが、地域によっては5〜11頃まで見られることもある。 夜間に活動し、成虫は花の蜜を求めると言われているが、詳しいことは分からない。 また、昼間は茂みや藪の中に隠れているが、葉裏ではなく、葉の表で見られることが多いように思われる。 幼虫は所謂シャクトリムシで、ニワヤナギやミズヒキ、イタドリやイヌタデなどのタデ科植物の葉を食べ、冬は幼虫で過ごすと言われている。 コベニスジヒメシャクについてのその他・参考 コベニスジヒメシャクは各地でふつうに見られるが、ベニスジヒメシャクやフトベニスジヒメシャク、ウスベニスジヒメシャクなどとはよく似ている。 詳しくは交尾器を解剖して調べる必要があるとされているが、一般に、コベニスジヒメシャクに見られる紅色の筋は細いがはっきりとしているのに対して、ベニスジヒメシャクでは赤い筋が滲んだように太くなっていて、翅の先へ向かう程はっきりとしていて細くなる。 赤い筋も淡い紫色やピンク色を帯びたような色をしていて、翅の後端にある筋も滲んだように見える。 また、フトベニスジヒメシャクでは、翅にある筋がより赤く、中央に見られる筋は前翅の先では斑のように広がりをもっている。 ウスベニスジヒメシャクでは全体に明るい色をしていて、コベニスジヒメシャクよりも地の小さな斑も少ないとされている。 しかし、いずれもはっきりとした特徴が出ていないと分かりづらく、見分けるのは難しい。 |
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