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| 名前 | シルビアシジミ |
| 分類 | チョウ目・シジミチョウ科 |
| 学名 | Zizina emelina |
| 分布域 | 国内では本州から四国、九州地方している |
| 大きさ | (前翅長)8〜14mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5〜11月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はマメ科植物の葉などを食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬すると言われているが、さまざま |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| シルビアシジミは、本州から南に分布しているシジミチョウで、ヤマトシジミよりはやや小さい。 近年は生息数が減少しているようで、環境省では絶滅危惧種に指定している。 シルビアシジミの分布域 シルビアシジミは、国内では本州から四国、九州地方に分布しているが、本州では栃木辺りより南に分布していて、南西諸島にも分布するとされている。 また、国外では朝鮮半島や中国などに分布しているが、アフリカからアジア南部やオセアニア、アフリカなどにも広く分布すると言われている。 シルビアシジミの大きさ・特徴 シルビアシジミは、前翅の基部から先まで(前翅長)が8〜14mm程で、よく見られるヤマトシジミと同じほどかやや小さい。 翅の表は、前後ともに、雄では青藍色をしていて、周りが暗色で縁取られているが、雌は翅表の全体が暗褐色のような色をしている。 翅の裏面は、雌雄ともに前後の翅が淡い灰褐色や灰白色のような色で、暗い褐色の斑が散らばっているのが特徴になっている。 一見するとヤマトシジミに大変よく似ていて、翅裏の斑の様子もよく似ている。 一般に、ヤマトシジミの後ろ翅の裏の中央辺りには「く」の字や山型に見えるような斑があり、その外側の斑は円弧を描くように並んでいる。 これに対し、シルビアシジミの同じような位置にある斑は円弧になっておらず、中央辺りの斑も、ヤマトシジミで見られる「く」の字のようではなく、斑全体が太くなっている特徴などがある。
シルビアシジミの生態・生活 シルビアシジミは低地から丘陵地にかけて生息しているが、山地にも生息しているかは分からない。 河川沿いや湖沼周りの草地や耕作地周辺などに生息していて、比較的開けた環境を好むと言われている。 成虫は年に5〜6回ほど発生し、主に5〜11月頃にかけて現れるが、地域によっては4月頃から見られる。 成虫は、ほかのシジミチョウと同様、あまり高いところを飛ぶことはなく、シロツメクサやミヤコグサなど、マメ科植物などの小さな花の蜜などを摂取する。 幼虫は、主にミヤコグサを食草としているが、コマツナギやヤハズソウ、ウマゴヤシなどのマメ科植物も食べる。 冬は幼虫で越冬すると言われているが、卵や成虫のまま越冬するとも言われている。 詳しいことは分かっていないが、地域によって越冬形態が異なっているように思われる。 シルビアシジミについてのその他・参考 近年、シルビアシジミは個体数が減少していて、環境省では絶滅危惧IB類 (EN)としてレッドリストに記載している。 分布域の多くの地域で個体数が減少していて、分布域や生息地は限られたものになっているとされている。 多くの自治体でも絶滅危惧種などに指定していて、四国地方では、確実に生息している地域は徳島県の吉野川中流域のみになっているとも言われている。 この様な個体数の減少や生息地の分断化は、ほとんどが開発などによる生息地の喪失や劣化によるものと考えられている。 一方、シルビアシジミは市街地近郊の公園で見られることもある。 その為、ふつうに見られるヤマトシジミと誤認されていて、正確な分布状況が把握されていないのではないかとも言われている。 シルビアシジミは体が小さく、翅裏の斑の様子などをよく見なければならないので、見落としている場合もあるのだろう。 |
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