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| 名前 | ニホンカブラハバチ |
| 分類 | ハチ目・ハバチ科 |
| 学名 | Athalia japonica |
| 分布域 | 国内では北海道から九州・沖縄まで |
| 大きさ | 全長7~8mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~10月頃にかけて見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はアブラナ科の植物の葉 |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬 |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ニホンカブラハバチは、「二ホン」と名前についているが、シベリア東部から朝鮮半島、台湾などにも分布している。 国内では広く分布していて、低地から丘陵地などではふつうに見られる。 ニホンカブラハバチの分布域 ニホンカブラハバチは、シベリア東部から中国東部、朝鮮半島や台湾などに分布していて、国内では北海道から九州・沖縄まで広く分布している。 低地から丘陵地にかけて多く見られるが、山地にも生息していて、耕作地周辺のほか、市街地の公園や庭先などでも見られる。 ニホンカブラハバチの大きさ・特徴 ニホンカブラハバチは全長7~8mm程度で、胸部は鮮やかなオレンジ色をしていてよく目立つ。 頭部は黒く、翅も透明感のある黒色をしていて、全体に黒とオレンジにはっきりと分かれている。 雌雄ともにほぼ同じだが、秋に現れる雌は、頭部の一部(頭盾・上唇の上方、顔面の下方)と上唇、顔の下縁中央部などが黄褐色をしている。 同属のカブラハバチとはよく似ているが、カブラハバチの脚の先は白と黒のまだら模様に見えるのに対して、ニホンカブラハバチの脚は脛節(けいせつ・スネの部分)やふ節(脛節から先)が黒っぽいのが特徴になっている。 また、ニホンカブラハバチの胸の色は赤みが強いとも言われている。 セグロカブラハバチとも似ているが、セグロカブラハバチの胸部背面は黒いので、ニホンカブラハバチとは胸部の色を見ることで判別することができる。 また、ハチは人を刺すといった印象が強いが、ハチの針は産卵管が変化したもので、人を刺すのは雌に限られている。 しかし、ハバチの仲間は雌の産卵管が針状になっていないので、人を刺すようなことはない。 ニホンカブラハバチの生態・生活 ニホンカブラハバチは、低地から山地にかけて生息していて、森林の林縁や耕作地周辺で見られるが、市街地の公園や庭先などにも現れ、ふつうに見られる。 成虫は年に2回ほど出現し、5~10月頃にかけて見られるが、暑い8月頃には少なくなる。 成虫はクサギ、キランソウなどのほか、様々な花の蜜を求め、卵はダイコンやカブ、アブラナやハナダイコン、コマツナ、ミズナ、ハクサイなど、アブラナ科の植物の葉裏に1個ずつ産み付けられる。 幼虫はこれらの植物の葉を食べるが、葉は縁から食べはじめ、太い葉脈だけを残して食べることが多い。 また、幼虫(終齢・雄5齢、雌6齢)は全長15mm程で、全身が黒い色をしている。 カブラハバチの幼虫に似ているが、ニホンカブラハバチの幼虫では、胸の背にイボ状の突起が並んでいる。 成熟した幼虫は土の中でマユをつくり、その中でサナギになるが、冬はマユの内で幼虫のまま越冬する また、成虫は比較的活発に動き回るが、幼虫は、近づいたり触れたりすると、すぐに葉から落ちて丸くなる習性がある。 ニホンカブラハバチについての参考・その他 二ホンカブラハバチの幼虫はダイコンやカブ、チンゲンサイなどのアブラナ科の葉を食草としているため、しばしば農作物に被害を与える害虫とされている。 幼虫は全体に黒い色をしているので、「ナノクロムシ(菜の黒虫)」とも呼ばれ、農業においては駆除の対象になっている。 |
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