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| 名前 | キマダラカメムシ |
| 分類 | カメムシ目・カメムシ科 |
| 学名 | Erthesina fullo |
| 分布域 | 国内では関東地方辺りより南に分布(外来種) |
| 大きさ | 体長20~25mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~11月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は広葉樹の樹液など |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| キマダラカメムシは、国内で見られるカメムシの中ではもっとも大きいもののひとつとされている。 名前のように、背には暗褐色の地に黄色い小さな斑が散々している。 キマダラカメムシの分布域 キマダラカメムシは東アジアや東南アジアにかけて分布するカメムシの仲間で、国内では外来種とされているが、関東地方より南に広く分布している。 低地から低山地の森林や疎林などに生息しているが、樹木があれば都市部の公園でもふつうに見られる。 キマダラカメムシの大きさ・特徴 キマダラカメムシは、国内で見られるカメムシの中ではもっとも大きいもののひとつで、体長は20~25mm程の大きさがある。 成虫は全体に暗褐色で、背側には小さな黄色い斑が散在している。 吻は突出していて、縁には黄色の帯があり、吻端から両目の間を通り、背にかけて(小楯板にかけて)も黄色い筋が見られる。 腹部も黒褐色と黄色の縞模様で、翅の両側からその模様が見える。 また、触覚や各脚にも黄色い部分がある。 雌雄ともにほとんど同じで、やや体が大きいのが雌、やや小さく腹部が細長く少し明るい色をしているのが雄とされているが、なかなか分かりづらい。 一方、幼虫は成虫とはかなり違っていて、全体に暗い灰色で赤い小さな斑が散在していて、腹部中央には赤い斑がある黒色の部分がある。 しかし、孵化したばかりの幼虫はオレンジ色と黒白の縞模様のようで、脱皮後の2~4齢幼虫は上述の様な模様になる。 成虫は在来種のクサギカメムシと似ているが、頭部に見られる黄色い筋や翅の黄色い斑などが、キマダラカメムシでは鮮やかではっきりとしている。 また、キマダラカメムシの口吻はよく突出している。 キマダラカメムシの生態・生活 キマダラカメムシは、低地から丘陵地などの森林や疎林などに生息しているが、自然林などよりも、都市近郊や市街地にある公園の樹木などで見られることが多いと言われている。 実際、都市部の公園や庭先、寺社林などではふつうに見られることが多く、体が大きいこともありよく目立つ。 人為的な環境によく適応していて、時には人家の隙間などでも見られ、晩秋には家の中に入ってくることもある。 成虫・幼虫ともに4~11月頃にかけて現れ、夏ころからは数も多くなる。 サクラやケヤキ、エノキなどの樹木で見られるが、カシやビワなど様々な広葉樹で見られ、それらの樹液を吸って生活している。 マツなどの針葉樹で見られることはほとんどなく、産卵もソメイヨシノやシダレザクラなどの広葉樹で行われる。 冬は樹皮の隙間などで成虫のまま越冬するが、建物の隙間や、室内で越冬していることもあり、キマダラカメムシはカーテンの間で見つかることもある。 キマダラカメムシについての参考・その他 キマダラカメムシは外来種とされていて、国内で最初に観察されたのは1770年代の江戸時代と言われている。 長崎県の出島が最初の記録のようで、1783年に新種記載されているが、その後しばらくの間は観察例がなく、1934年に再び長崎県で記録されたと言われている。 2000年頃からは急速に分布が拡大し、同じ外来種とされているヨコヅナサシガメなど共に、近畿地方の瀬戸内地方や太平洋側などに広がり、現在では関東地方辺りまで分布している。 また、関東より北の地域でも観察されるようになっているとも言われていて、キマダラカメムシは近畿地方の日本海側でも観察されている。 |
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