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| 名前 | ニイニイゼミ |
| 分類 | カメムシ目・セミ科 |
| 学名 | Platypleura kaempferi |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで広く分布している |
| 大きさ | 全長32~38mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に6~9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともに樹液や植物の汁など |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ニイニイゼミは各地でふつうに見られ、市街地近郊の公園でも見られる。 ただ、体が小さく、体の色や模様が木肌によく似ていて、見落としてしまうことも多い。 ニイニイゼミの分布域 ニイニイゼミは国内では北海道から九州まで分布しているが、沖縄地方にも別種のPlatypleura属のものが分布している。 また、ニイニイゼミの仲間は中国や朝鮮半島、台湾などのほか、インドシナ半島にも分布している。 ニイニイゼミの大きさ・特徴 ニイニイゼミの体長は20~24mm程で、クマゼミやアブラゼミに比べるとかなり小さいが、翅を含めた全長は32~38mm程になる。 体色は樹皮によく似た色や模様をしていて、後胸の背には「W」字に見えるオレンジ色のような斑がある。 また、セミの仲間の翅は翅脈以外は透明なものが多いが、ニイニイゼミの前翅は褐色と淡色のまだら模様のようになっていて、透明部分が少ないのが特徴になっている。 後ろ翅も縁は透明になっているが、ほとんどの部分が暗褐色の様な色をしていて、ニイニイゼミは特徴のある翅の色をしている。 前胸の両脇が丸く突き出ているのも特徴で、襟巻でもしているように見えなくもない。 ニイニイゼミの生態・生活 ニイニイゼミは低地から山地まで生息していて、森林や疎林などで見られるが、樹木が多ければ市街地近郊の公園でも見られる。 成虫は6~9月頃にかけて現れ、夏に現れる他のセミよりも早く鳴き声が聞こえてくるが、8月の半ば頃からは数が少なくなる。 成虫は長い口吻を使って樹木から吸汁し、幼虫も土の中で木の根などから汁を吸う。 体色などが木肌に似ているので、樹木にとまっていると分らないことが多く、アキニレなどにとまっているとほとんど木肌に紛れて見落としてしまう。 鳴き声は「チー」や「ジー」などのように聞こえ、その音で気づくこともあるが、ニイニイゼミの鳴き声は小さく、アブラゼミなどが近くで鳴いていると聞き漏らしてしまうことも多い。 雌は枯れ木などに産卵管を差し込んで卵を産み付けるが、ニイニイゼミの孵化は早く、卵は40日ほどで孵化すると言われていて、秋頃には幼虫が現れる。 幼虫は土の中に潜り、3年ほどを過ごしたのち、地上に出てきて羽化する言われている。 ニイニイゼミについての参考・その他 ニイニイゼミは北海道から沖縄地方まで広く分布しているが、沖縄地方などの島嶼部で見られるものは別種とされていて、次のようなものが知られている。 ヤエヤマニイニイ(P. yayeyamana / 石垣島、西表島)、 クロイワニイニイ (P. kuroiwae / 奄美諸島と沖縄本島) ミヤコニイニイ( P. miyakona / 宮古列島) イシガキニイニイ (P. albivannata / 石垣島) |
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