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| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| イボバッタは地上生のバッタで、本州から南では普通に見られる。 名前のように、前胸の背面にイボ状の突起があるのが特徴で、他のバッタ類とはすぐに見分けることができる。 イボバッタの分布域 イボバッタは朝鮮半島や日本に分布していて、国内では本州から九州まで分布している。 裸地や河原などの開けた環境を好み、地上で見られることが多い。 イボバッタの大きさ・特徴 イボバッタは体長18~35mmほどで、トノサマバッタなどに比べるとかなり小さい。 体は雄よりも雌の方が大きいが、いずれも前胸の背面にイボ状の突起がふたつほど見られるのが特徴で、これが名前の由来にもなっている。 体色は灰褐色のような色をしているが、全体に暗褐色とのまだら模様になっている。 目や触覚、脚などにも模様がはいっていて、地上での保護色になっている。 イボバッタの生態・生活 イボバッタの成虫は年に1回現れ、主に7~10月頃、地域によっては11月頃まで見られる。 低地から低山地にかけて生息していて、日当たりのよい開けた環境で見られ、イネ科植物などに多いが、成虫、幼虫ともに様々な植物の葉を食べる。 耕作地周辺や河原、裸地や植物がまばらに生える空き地や造成地などで普通に見られるほか、河川沿いの雑木林などでも見られる。 辺りにはマダラバッタやクルマバッタモドキなどがいることも多いが、イボバッタはより開けたところにいることが多い。 また、イボバッタは地上生のバッタで、草むらや茂みの中よりも、脇を通る道で見られ、葉上などで見かけるよりも、ほとんどは地面の上で見られる。 寺社や人家の石垣、市街地近郊の公園や時には駐車場で見られることもあり、他のバッタ類に比べると人為的な環境にもよく適応している。 また、体色は保護色になっていて、道を歩いていても飛び跳ねたりするまでは気付かないことも多い。 近づくと飛んだり跳ねたりして逃げるが、あまり遠くに離れることはなく、目の届く辺りに逃げる。 卵は50~100個ほどの卵が泡状に包まれていて、土の中の浅い場所に産卵される。 冬は卵で越冬し、卵は春から夏にかけて孵化し、幼虫は2か月ほどで羽化して成虫になる。 イボバッタについての参考・その他 国内にはイボバッタによく似た別種・タイワンイボバッタ(Trilophidia annulata)が沖縄県の先島諸島に分布している。 この種は台湾や中国、東南アジアなどに分布するとされているが、詳しい形態や生態などは分からない。 |
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