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| 名前 | コバネイナゴ |
| 分類 | バッタ目・バッタ科 |
| 学名 | Oxya yezoensis |
| 分布域 | 北海道から九州まで各地に分布している |
| 大きさ | 体長16~40mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に8~11月に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともに主にイネ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は卵で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| コバネイナゴは草地や耕作地周辺などでふつうに見られるバッタの仲間で、各地に生息している。 名前のように翅が短いのが特徴で、体側には暗色の筋が見られる。 コバネイナゴの分布域 コバネイナゴは、北海道から九州まで広く分布している。 低地から丘陵地に多く見られ、台湾や朝鮮半島などにも分布していると言われているが、はっきりとしたこと分からない。 コバネイナゴの大きさ・特徴 コバネイナゴは雄の体長が16~34mm程度、雌の体長は18~40mm程で、雌の方がやや体が大きい。 体色は全体に明るい緑色をしていて、暗褐色の筋が目の後ろから尾部まで延びている。 翅は薄い茶色で、名前のように、翅が短いのが特徴になっている。 しかし、翅はふつう腹の端よりもやや短かくなっているが、腹端を超える翅の長いものもしばしば見られ、個体差がある。 また、体色は緑色のものが多いが、淡褐色のようなものも見られ、幼虫では目の後ろから延びる暗色の筋が見られない。 ハネナガイナゴとはよく似ていて、コバネイナゴの翅の長いものだと見分けるのが難しい。 特に、南に生息するものほど翅の長いものが多いと言われていて、翅の長いものは雄の方か多いとも言われている。 ふつうは、コバネイナゴの翅の長いものでも後ろ足を畳んだ状態で、これを僅かに超える程度だが、ハネナガイナゴではかなり超えていて、はっきりと分かる。 また、ハネナガイナゴの雌の第三腹節の下面には僅かに棘条の突起があるが コバネイナゴの雌では見られないなどの違いが指摘されている。 しかし、コバネイナゴでも翅のかなり長いものも見られ、雌雄ともに詳しくは交尾器などを観察することが必要になる。 コバネイナゴの生態・生活 コバネイナゴは低地から丘陵地にかけて多く生息していて、草地や耕作地周辺、林縁や河川沿いの雑木林などで見られる。 成虫・幼虫ともに主にイネ科植物の葉を食べるので、草地や耕作地周辺などではふつうに見られるが、コバネイナゴはイネ科以外の草類もよく食べ、市街地近郊の公園でも見ることができる。 成虫は主に8~11月頃にかけて現れるが、地域によっては7~12月頃まで見られる。 飛ぶのは苦手のようだが、跳躍力に優れ、危険を感じると跳ねて逃げる。 また、コバネイナゴはホシササキリなどと同所的に見られることも多く、ホシササキリのように素早く葉裏に回り込んで身を隠したりもする。 卵は卵嚢に包まれたものを地中の浅いところに産卵し、冬は卵で越冬する。 翌年の5月頃には孵化して幼虫となり、7月頃には成虫として活動をはじめる。 コバネイナゴについての参考・その他 コバネイナゴはイネ科植物のあるところなら普通に見られるが、しばしばイネの害虫として駆除されることがある。 他のバッタ類と同様、農薬の使用によりかつてよりは数が減少しているが、耕作地周辺の草むらではまだまだ普通に見ることができる。 また、近年、昆虫食についてよく取り上げられているが、コバネイナゴは地方によっては佃煮などに利用されることもある。 |
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