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| 名前 | チャバネセセリ |
| 分類 | チョウ目・セセリチョウ科 |
| 学名 | Pelopidas mathias |
| 分布域 | 国内では、本州から九州、沖縄地方にかけて分布している |
| 大きさ | (前翅長) 13-21mm 程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5〜11月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はイネ科植物などの葉などを食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| チャバネセセリは、国内では関東地方辺りから南に分布していて、春から晩秋にかけて普通に見られる。 陽当たりのよい、開けた環境で見られることが多いが、都市部の公園でもよく見られる。 チャバネセセリの分布域 チャバネセセリは南アジアから東南アジア、東アジアなどに広く分布していて、フィリピンやボルネオ島などにも分布している。 国内では本州から四国、九州、南西諸島などに分布しているが、本州では関東辺りより南に分布している。 チャバネセセリの大きさ・特徴 チャバネセセリは前翅長(前翅の基部から先までの長さ)13〜21mm程の中型のセセリチョウで、体は太く、頭部も大きい。 翅の表は暗褐色から黒褐色で、裏面は褐色や淡褐色でやや淡い色をしていて、胸の辺りは褐色から淡褐色の毛が密生している。 また、前翅の表には白い斑が見られるが、後翅の表にはふつうは斑などは見られない。 一方、後翅の裏には小さな白い斑が4個から数個ほど並んでいる。 イチモンジセセリやオオチャバネセセリなどに似ているが、チャバネセセリの後翅の裏の白い斑は目立たたず、斑の並び方も直線状に並んでいるのではなく、弧を描くように並んでいるのが特徴になっている。 チャバネセセリの生態・生活 チャバネセセリは、平地から丘陵地にかけての草地や森林の縁辺などに多く見られ、陽当たりのよい、比較的開けた環境に生息している。 河川沿いの疎林や藪などのほか、耕作地周辺にも生息していて、庭先や花壇などがある公園などでもふつうに見られる。 成虫は年に3〜4回ほど出現し、5〜11月頃にかけて見られるが、早ければ4月、遅ければ12月でも見られる。 冬は温暖な地域で越冬し、春から徐々に個体数を増やしながら北へ分布域を広げていき、関東地方辺りでも夏の終わり頃から個体数が増える。 成虫はタンポポやシロツメクサ、ムラサキツメクサ、アベリアやムクゲ、フヨウなど、様々な花の蜜を吸う。 止まっているときは羽を半ばたたんでいることが多いが、他のセセリチョウと同様、飛翔は敏捷で直線的に飛ぶ。 幼虫はススキやチガヤなどのイネ科植物や、シラスゲ、ハマスゲなどのカヤツリグサ科の葉を食草としていて、冬は幼虫で越冬する。 チャバネセセリについての参考・その他 チャバネセセリは稲に被害を及ぼす害虫とされることもあるが、イチモンジセセリほどは害がないと考えられている。 尚、チャバネセセリは分布域が広いこともあり、次の亜種が認識されている。 Pelopidas mathias mathias スリランカやインドからタイヤミャンマーなどのインドシナ半島、マレー半島などの南アジアから東南アジアに広く分布する基亜種で、スマトラ島やジャワ島、ボルネオ島などのインドネシアなどにも分布している。、 P. m. oberthueri 中国や日本、台湾などに分布 P. m. repetita オーストラリア北部に分布していると言われているが、具体的な分布域は確認できず また、チャバネセセリは熱帯アフリカやアラビアにも分布すると言われているが、これについても確認できていない。 |
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