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| 名前 | ツバメシジミ |
| 分類 | チョウ目・シジミチョウ科 |
| 学名 | Everes argiades |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで広く分布している |
| 大きさ | (前翅長)9〜19mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に3〜10月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はマメ科植物の葉などを食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| ツバメシジミは、ヤマトシジミなどと共によく見られるシジミチョウで、国内各地に分布している。 後翅の外縁下方に細い突起があるのが特徴で、様々な環境に生息している。 ツバメシジミの分布域 ツバメシジミはヨーロッパや中央アジア、インドや日本などに分布していて、国内では北海道から九州まで広く分布している。 主に草原や耕作地、河川の草地などに生息していて、南西諸島でも見られるが、この地域のものは定着していないと言われている。 ツバメシジミの大きさ・特徴 ツバメシジミは前翅長(前翅の基部からから先の長さ)9〜19mm程で、モンシロチョウなどに比べるとかなり小さい。 しかし、シジミチョウの中では中型で、ヤマトシジミと同じほどがやや大きい。 ツバメシジミの翅の表は雌雄で色が違っていて、雄では翅の表が青や青紫のような色をしているが、雌では暗褐色のような黒っぽい色をしている。 一方、翅裏は雌雄ともに前後両翅が白っぽく、黒い斑が散在している。 また、後翅の外縁下方には赤やオレンジ色の斑があり、オレンジ色の斑が切れた辺りから尾状突起と呼ばれる小さな突起が伸びている。 この突起がツバメシジミの特徴で、これがツバメの尾に似ていることから「ツバメ」と付けられている。 また、ツバメシジミの翅の色などはやや季節変化があり、春に見られる雌では、翅の表の暗褐色の地に青い鱗粉があるものが多い。 雌はクロツバルシジミとも似ているが、翅裏は褐色を帯びていてツバメシジミより暗い色をしているほか、翅裏の黒斑も大きく、尾状突起も短くなっている。 ツバメシジミの生態・生活 ツバメシジミは草原や耕作地、河川沿いの草地などに広く生息していて、低地から山地まで生息している。 開けた明るい環境を好み、草の生える空き地や造成地、市街地の公園や庭先などでも見られる。 成虫は主に3〜10月の春から秋にかけて現れ、1年に3〜5回、寒冷地では2〜3回ほど出現する。 ヤマトシジミやベニシジミなどと同所的に見られ、地域によっては12月でも見られる。 成虫は地面に近いところを飛んでいることが多く、シロツメクサやヒメジオン、アザミやタンポポなど、様々な花の蜜を吸う。 この時、後翅を前後にすり合わせるように動かしている様子がしばしば観察されるが、その理由は分かっていない。 卵はカラスノエンドウやシロツメクサ、ハギやコマツナギ、ミヤコグサなどのマメ科植物の蕾や新芽、葉にひとつずつ産みつけられる。 卵は1mmにも満たない白いもので、特に蕾の隙間に産み付けられることが多い。 孵化した幼虫はそれらを食草として育つが、花や蕾、新芽や実なども食べる。 多くは幼虫で越冬し、次の春に蛹になり、やがて成虫として現れる。 ツバメシジミについてのその他・参考 ツバメシジミはヨーロッパからアジアまで広く分布しているが、イタリアの大部分やギリシャ南部、トルコなどでは見られず、分布域は連続していないとも言われている。 幾つかの亜種が知られていて、国内で見られる亜種は C. a. hellotia とされているが、国外の詳しい分布は分からない。 |
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