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| 名前 | ウラナミシジミ |
| 分類 | チョウ目・シジミチョウ科 |
| 学名 | Lampides boeticus |
| 分布域 | 国内では、主に本州から南 |
| 大きさ | (前翅長)13〜20mm程度 |
| 出現期 | 成虫は4〜12月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はマメ科植物など食べる |
| 越冬 | 冬は幼虫かサナギで越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| ウラナミシジミは、国内では北海道南部辺りから南で広く見られるシジミチョウで、名前のように、翅の裏は淡褐色と白色との波模様になっている。 地域によっては成虫の見られる時期が異なるが、秋頃には各地で見られるようになる。 ウラナミシジミの分布域 ウラナミシジミは、ヨーロッパからアジア、アフリカなどに広く分布していて、オーストラリアにも分布している。 国内でも北海道南部から九州まで広く分布していて、西日本から南の暖かい地域では春頃から見られるが、東日本より北では夏から秋にかけて多く見られる。 草原や耕作地、河川沿いの草地などでふつうに見られ、開けた陽当たりのよいところに生息している。 ウラナミシジミの大きさ・特徴 ウラナミシジミは前翅長13〜20mm程で、ヤマトシジミよりはやや大きい。 翅の表は雌雄でやや違っていて、雄の翅は全体に青っぽく、雌では褐色で、付け根辺りは青っぽい色をしている。 また、後翅の表の後ろ縁にはふたつの黒い斑が見られるが、雌ではそれに続く斑もはっきりとしている。 雌雄ともに、翅の裏は前後とも薄い褐色と白色で、全体に波模様のように見える。 この模様がウラナミシジミの特徴で、名前の由来にもなっている。 また、後翅の裏の後端にはオレンジ色の斑の中に黒い斑がふたつあり、この斑はよく目立つ。 この斑の間からは尾状突起と呼ばれる細い突起が突き出ていて、この突起とふたつの黒い斑もウラナミシジミの特徴になっている。 このふたつの斑と尾状突起は、昆虫の触角と眼に似せていると言われていて、カモフラージュの役割をしていると考えられている。 一見するとアマミウラナミシジミに似ているが、アマミウラナミシジミの後翅の尾状突起付近の黒い斑はひとつで大きいが、ウラナミシジミはふたつの黒い斑がある。 また、ウラナミシジミの後翅の裏の白い波筋は、外側から3番目のものが太くなっている特徴がある。 八重山諸島などに分布しているヒメウラナミシジミにも似ているが、ヒメウラナミシジミには後翅の尾状突起が見られない。 尾状突起があるのでツバメシジミとも似ているが、翅裏の様子が違っているので見分けることができる。 ウラナミシジミの生態・生活 ウラナミシジミは草原や耕作地、河川沿いの草地などでふつうに見られ、クズなどの植物があれば造成地や空き地などでも見られる。 陽当たりのよい開けた場所に多く、市街地の公園でも見ることができる。 成虫は、暖かい地方では年に6〜7回ほど出現し、4月頃から現れ、12月頃まで見られる。 ただ、ウラナミシジミは南方系のチョウで、夏の頃から分布を北に広げていくので、成虫が現れる時期は地域によって差があり、秋頃からは全国で見られるようになる。 地域によっては夏頃から見られるが、西日本の温暖な地域では1年を通して見られるところもある。 また、関東地方北部辺りから北のものなどは越冬することができず、冬の訪れとともに死滅してしまう。 成虫は素早く飛び回り、さまざまな花の蜜を吸い、幼虫はハギやエンドウ、クズやアズキなど、様々なマメ科植物を食草として、花やつぼみ、実などを食べる。 冬は幼虫かサナギで越冬するが、越冬できるのは関東南部から南の暖かい地域で、寒冷地などでは越冬することができない。 ウラナミシジミについてのその他・参考 ウラナミシジミは山野草のほか作物のマメ科植物も好むことから、耕作地周辺で多く見られ、時には農作物に被害を与えることもある。 |
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