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| 名前 | キタキチョウ |
| 分類 | チョウ目・シロチョウ科 |
| 学名 | Eurema mandarina |
| 分布域 | 本州から四国、九州 |
| 大きさ | (前翅長)18〜27mm 程度 |
| 出現期 | 成虫は主に3〜11月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はマメ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| キタキチョウはシロチョウ科の中では小型になるが、本州から九州まで広く分布している。 成虫の観察期間も長く、市街地の公園でも見ることができる。 キタキチョウの分布域 キタキチョウは本州から四国、九州にかけて分布していて、トカラ列島辺りまで分布している。 低地から山地にかけての草原や疎林などに生息しているが、市街地の公園でも見られ、陽当たりのよい場所で多く見られる。 キタキチョウの大きさ・特徴 キタキチョウは前翅の基部から先までの長さ(前翅長)が18〜27mm程で、よく見られるモンシロチョウやモンキチョウよりはひと回りほど小さい。 翅色は表裏共に黄色で、雌雄ともにほぼ同じ色をしているが、雄の方が鮮やかで、雌はやや淡い黄色をしている。 また、前翅、後翅の表の前縁には黒褐色の斑や帯が見られ、これが特徴になっている。 しかし、この斑や帯は、秋頃に出現するものでは薄くなったり消失したりする。 翅の裏側には小さな黒斑が散らばっているが、ほとんど見られないものもあり、特に夏に現れるものでは不明瞭か消失している。 一見するとモンキチョウに似ているが、モンキチョウの前翅の表にある暗褐色の帯には黄色い斑が入っているほか、中央辺りには暗色ではっきりと縁取られた白い小さな斑も見られる。 また、モンキチョウの前翅の裏には暗色の斑と、後翅の裏にはピンク色のような色で縁取られた白っぽい斑があるのが特徴になっている。 キタキチョウの生態・生活 キタキチョウは低地から山地にかけての草原や疎林、河川沿いの雑木林や耕作地周辺などで普通に見られ、市街地の公園でも見ることができる。 成虫は年に数回出現し、3〜11月頃にかけて見られるが、地域によっては12月初め頃まで見られ、観察期間も長い。 キタキチョウは陽当たりのよい場所に多く、小さな群れで見られることもある。 しかし、じっと止まっていることは少なく、見つけてもすぐにヒラヒラと飛び去ってしまう。 成虫はナノハナやタンポポ、シオンやハギ、アザミなど、様々な花の蜜に集まるが、地面や獣糞などで吸水していることもある。 幼虫はハギ類やネムノキなどのマメ科の植物を食べ、冬は、シロチョウの仲間では珍しく、成虫のまま越冬する。 キタキチョウについてのその他・参考 キタキチョウは単に「キチョウ」と呼ばれることもあるが、これまで「キチョウ」とされていたものは、現在、本種・キタキチョウとキチョウ(ミナミキチョウ・Eurema hecabe)に別けられ、それぞれが独立種とされていて、ミナミキチョウは奄美諸島より南に分布している。 |
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