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| 名前 | モンキチョウ |
| 分類 | チョウ目・シロチョウ科 |
| 学名 | Colias erate |
| 分布域 | ヨーロッパからアジア、北アフリカなど |
| 大きさ | (前翅長)22〜33mm 程度 |
| 出現期 | 成虫は主に3〜9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は花の蜜、幼虫はマメ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は卵、またはサナギで越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●その他・参考 |
| モンキチョウは、キタキチョウやモンシロチョウなどと共に馴染みのあるシロチョウの仲間で、国内各地に広く分布している。 様々な場所に生息していて、人為的な環境にもよく適応している。 モンキチョウの分布域 キタキチョウの分布域は広く、ヨーロッパ南東部から中央アジアを経て、日本や台湾まで分布しているほか、北アフリカやスーダン、エチオピアなどにも分布している。 国内でも北海道から本州、四国、九州まで広く分布していて、南西諸島でも見られる。 草原や耕作地、河川沿いの草地などに広く生息していて、陽当たりのよい開けた場所に多い。 モンキチョウの大きさ・特徴 モンキチョウは前翅長(前翅の基部から先までの長さ)22〜33mm程で、モンシロチョウと同じほどの大きさがある。 名前のように、翅は全体に黄色く、前翅の表の先には暗褐色の斑がある。 この斑の中には黄色い斑もあり、モンキチョウの特徴になっているが、前翅の表の中には小さな褐色の斑も見られる。 この翅の中の斑はふつう雌の方が大きく、雌は黄色ではなく白っぽいものも見られる。 また、雌は全体に白っぽいものの方が多く、北に行くほど白いものが多くなるとも言われている。 雌雄ともに、前翅の裏には先端に暗褐色の斑はないが、後翅の中央付近には、ピンク色で縁どられた白い小さな斑があり、これもモンキチョウの特徴になっている。 また、個体によってやや差があるが、翅は薄いピンク色に縁取られているほか、春に見られるものよりも夏に現れるものの方が大きく、暗褐色の斑も広くなる傾向がある。 モンキチョウの生態・生活 モンキチョウは草原や耕作地、河川沿いの草地などに生息していて、牧場などでも見られる。 マメ科植物のあるところなら低地から山地までの様々な環境で見られ、市街地の公園や住宅の庭先などのほか、時には造成地や海岸の草地などでも見られる。 モンシロチョウなどと同様、陽当たりのよい開けた環境を好み、陽がかげると茂みに隠れてしまうことが多い。 成虫は年に3〜5回出現し、3〜9月頃に見られるが、地域によっては11〜12月頃まで見られる。 シロチョウの中では比較的素早く飛び、次から次へと花の間を飛びまわり、ナノハナやタンポポ、ハルジオンやヒメジオン、アザミやシロツメクサなど、様々な花の蜜を吸う。 卵はウマゴヤシやシロツメグサ、レンゲソウやミヤコグサなどのマメ科植物にひとつずつ産みつけられ、幼虫はそれらを食草として育つ。 産卵直後の卵は白いが、やがて黄色から赤っぽい色になり、孵化した幼虫は大豆や小豆なども食草とすることから、農作物に被害を及ぼすこともある。 冬は主に幼虫で越冬するが、サナギで越冬するものも見られると言われている。 モンキチョウについてのその他・参考 キモンキチョウは分布域が広く、幾つかの亜種が知られているが、基亜種・C. e. erate はヨーロッパから中央アジアにかけて分布している。 国内で見られる亜種は C. e. poliographus で、モンゴルやアムール、ウスリー地方などにも分布している。 また、外来種であるシロツメクサなどのクローバーが公園や河川敷などに植えられるようになってから、モンキチョウの個体数が増加し、生息域も広がったと言われている。 |
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