昆虫図鑑・シマサシガメ

シマサシガメ

昆虫図鑑・シマサシガメ
昆虫図鑑・シマサシガメ 1 昆虫図鑑・シマサシガメ 2

名前 シマサシガメ
分類 カメムシ目・サシガメ科
学名 Sphedanolestes impressicollis
分布域 インドからインドシナ半島、中国や日本、台湾など
大きさ 体長15〜18mm 程度
出現期 成虫は6〜9月頃、地域によっては4〜10月頃まで見られる
食べ物 成虫・幼虫ともにチョウやガの幼虫など
越冬 冬は幼虫 (或いは成虫) で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

シマサシガメは、本州から九州にかけての低地から山地に生息していて、各地でふつうに見られる。
腹部や脚は白と黒にはっきりと色分けされていて、縞模様のように見えるのが特徴になっている。


シマサシガメの分布域
シマサシガメはインドからインドシナ半島、中国や朝鮮半島などに広く分布しているサシガメの仲間で、日本や台湾などにも分布している。

国内で本州から九州まで分布していて、伊豆諸島などにも分布している。


シマサシガメの大きさ・特徴

シマサシガメの体長は15〜18mm程で、体は全体に白と黒の縞模様なのが特徴になっている。

その様子が名前の由来にもなっているが、頭部や胸部は黒くて光沢があり、腹部の各節側面は張り出していて、淡い黄色を帯びた白と黒にはっきりと色分けされている。
腹部を上から見ると縞模様になっていて、触角や各脚も縞模様になっている。

長くて丈夫そうな口吻も特徴になっているが、口吻も白と黒に色分けされていて、普段は折りたたむようにして納まっている。

一見するとヤニサシガメや外来種として定着している
ヨコヅナサシガメに似ているが、シマサシガメの脚ははっきりとした縞模様になっている。


シマサシガメの生態・生活

シマサシガメは疎林や草原、河川沿いの雑木林などにふつうに生息していて、低地から山地まで生息している。
寺社林や公園、住宅地の庭先などでも見られ、やや薄暗い環境を好む傾向がある。
また、地上で見られることは少なく、樹木や草木の上でよく見られる。

成虫は年に1回現れ、6〜9月頃に見られるが、地域によっては4〜10月頃まで見られる。
日中に活動し、幼虫は群れで見られることが多いが、成虫はふつう単独で生活している。

成虫はチョウやガなどの幼虫などをとらえ、長い口吻を突き刺して体液を吸う。
また、ハムシやテントウムシ、ハバチやコメツキムシの仲間などもとらえ、時には自分よりも体の大きいものもとらえてしまう。

幼虫も成虫と同じようなものを食べ、冬は幼虫で越冬するが、成虫で冬を過ごすとも言われている。
冬は茂みの中や樹洞、石の下などに隠れているが、公園の樹木の名板の裏など越冬しているものもいる。


シマサシガメについての参考・その他

シマサシガメは人に向かってくるようなことはないが、直接つかまえたりすると、長い口吻で刺されることがある。
かなりの痛みがあると言われているので、よく注意する必要がある。

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