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| 名前 | コガネムシ |
| 分類 | 甲虫目・コガネムシ科 |
| 学名 | Mimela splendens |
| 分布域 | 国内では北海道から九州まで広く分布している |
| 大きさ | 全長17~24mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に5~9月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は広葉樹の葉、幼虫は植物の根や土の中の有機物など |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| コガネムシは馴染みのある甲虫で、市街地近郊の公園などでも観察することができる。 全体に強い輝きがあるのが特徴になっていて、鮮やかな緑色をしているものが多い。 コガネムシの分布域 コガネムシは本州から四国、九州地方にかけて分布していて、北海道にも分布するとされている。 また、国外ではインドからインドシナ半島を経て、中国東部や朝鮮半島にかけて広く分布していて、台湾などのほか、ロシア極東地方にも分布している。 コガネムシの大きさ・特徴 コガネムシの全長は17~24mm程で、漢字表記では「黄金虫」と書かれるように、全体に金属光沢がある。 上翅には細かな点刻の列が見られ、体色は緑色が多いが、中には赤紫や暗い紫色をしたようなものも見られ、変化がある。 しかし、いずれも強い金属光沢があるのが特徴で、コガネムシ類の中では、もっとも光沢が強いと言われていて、美しい輝きをしている。 また、体は雄よりも雌の方がやや大きくなる傾向がある。 コガネムシの仲間はよく似ているものが多く、一見するとカナブンに似ているが、コガネムシは全体に丸みのある体つきをしているが、カナブンはコガネムシよりも角ばった体つきをしている。
また、上翅の間、胸の後方にある小盾板と呼ばれているところを見ると、コガネムシでは円弧のような丸い形をしているが、カナブンでは二等辺三角形のように長くなっているなどの特徴がある。 しかし、ヒメコガネとは大変よく似ている。 ヒメコガネは体長13~17mm程で、体の大きさはコガネムシの方がずいぶん大きいが、単独で見たり写真だけだと分かりづらいことも多い。 一般に、コガネムシでは、胸の部分に浅い縦筋か見られるほか、胸の部分(前胸背板と呼ばれる部分)を見ると、コガネムシでは、この部分が全体の5分の1程だが、ヒメコガネでは4分の1程の大きさがあると言われている。
コガネムシの生態・生活 コガネムシは低地から山地まで生息していて、森林やその周辺、草原や河川沿いの雑木林など、さまざまな環境で見られる。 耕作地周辺や寺社の境内などのほか、市街地近郊の公園でも見られる。 成虫は主に6~7月頃にかけて現れるが、地域などによっては5~9月頃まで見られる。 日中に活動し、クヌギやコナラ、サクラやニレ、ケヤキやエノキなど、さまざまな植物の葉を食べる。 広葉樹の葉を好むが、イネやシダ類などの草本植物も食べる。 雌は、落ち葉などの有機物が多い植物の根の近くの土中に卵を数個ほど産み付ける。 秋に孵化した幼虫は土の中で植物の根や有機物を食べて成長し、冬は土の中に深く潜って幼虫のまま越冬する。 また、成虫はシオヤムシヒキ(シオヤアブ)などに捕食されるが、幼虫はヒメハラナガツチバチなどのツチバチに寄生されることが知られている。 コガネムシについての参考・その他 コガネムシは綺麗な昆虫だが、バラやブドウなどの葉も食べるほか、幼虫は土の中の有機物の他、植物の根も食べることから、作物や園芸、家庭菜園なとに害を与えることがあり、害虫と見なされている。 |
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