昆虫図鑑・ヒメコガネ

ヒメコガネ

昆虫図鑑・ヒメコガネ
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名前 ヒメコガネ
分類 甲虫目・コガネムシ科
学名 Anomala rufocuprea
分布域 国内では北海道から九州、奄美地方辺りまで広く分布している
大きさ 全長13~17mm程度
出現期 成虫は主に6~8月頃に見られる
食べ物 成虫は広葉樹の葉、幼虫は植物の根や土の中の有機物など
越冬 冬は幼虫で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

ヒメコガネは小型のコガネムシ類で、各地に広く分布している。
全体に強い光沢があり、さまざまな環境に生息している。


ヒメコガネの分布域

ヒメコガネは北海道から九州、奄美地方辺りまで分布していて、小笠原諸島などでも見られる。
また、国外ではインドからインドシナ半島を経て、中国や朝鮮半島、ロシア極東地方などに分布するとされている。


ヒメコガネの大きさ・特徴

ヒメコガネは全長13~17mm程で、小さなコガネムシのように見える。

全体に強い金属光沢があり、体色は緑色のものが多いようだが、緑銅色や暗い赤銅色、藍色などをしたものも見られ変化があり、光の具合によってもやや違った色に見える。

一見してコガネムシとはよく似ているが、コガネムシの全長は17~24mm程で、ヒメコガネに比べるとかなり大きい。

また、コガネムシでは胸の部分に浅い縦筋か見られるほか、胸の部分(前胸背板と呼ばれる部分)を見ると、一般に、コガネムシでは、この部分が全体の5分の1ほどだが、ヒメコガネでは4分の1ほどの大きさを占めると言われている。

ヒメコガネとコガネムシの比較
ヒメコガネとコガネムシの比較


ヒメコガネの生態・生活

ヒメコガネは低地から山地にかけて生息していて、林縁や河川沿いの雑木林、耕作地周辺などでよく見られる。
また、公園や住宅地にある植物が繁茂する空き地などでも見られ、コガネムシと同所的に見られることもある。

成虫は主に6~8月頃にかけて現れるが、地域などによっては9月頃でも見ることができる。

主に広葉樹の葉などを食べるが、イネやシダ類、マメ類の草本植物など、さまざまな植物の葉を食べる。

葉の上で見られることが多く、マメコガネセマダラコガネなどのように、しばしば後ろ脚を横に広げるように上げているのが観察されるが、その理由は分からない。
また、ヒメコガネは昼間に活動するが、夜間の灯火に寄ってくることもある。

幼虫は、地中で植物の根や有機物などを食べて成長し、冬は幼虫のまま、より深く土の中に潜って越冬する。

また、北海道などの寒冷地では、卵から成虫になるまでに2~3年ほどかかると言われていて、孵化期間やサナギの期間が長くなる。


ヒメコガネについての参考・その他

ヒメコガネは、農作物や園芸種、芝草などに害を与えることがあり、コガネムシと同様、害虫と見なされている。

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