昆虫図鑑・セマダラコガネ

セマダラコガネ

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名前 セマダラコガネ
分類 甲虫目・コガネムシ科
学名 Exomala orientalis
分布域 国内では北海道から九州まで広く分布している
大きさ 全長8~14mm程度
出現期 成虫は主に6~8月頃に見られる
食べ物 成虫は様々な植物の葉、幼虫は植物の細根など
越冬 冬は幼虫で越冬する

●分布域
●大きさ・特徴
●生態・生活
●参考・その他

セマダラコガネは小型のコガネムシで、国内ではふつうに見られる。
名前のように、体色は暗褐色と淡褐色のマダラ模様や帯模様になっているが、体色や斑の様子には変化がある。


セマダラコガネの分布域

セマダラコガネは、国内では北海道から九州、沖縄地方まで広く分布しているが、沖縄地方のものは別種・B. okinawaensis(オキナワセマダラコガネ)とされている。

また、国外では韓国などに分布しているようだが、原産は日本ともフィリピンとも言われていて、国外での分布域などははっきりしない。


セマダラコガネの大きさ・特徴

セマダラコガネは小型のコガネムシで、全長は8~14mm程度。
名前のように、体色は暗褐色と淡褐色のマダラ模様や帯模様になっているのが特徴になっている。
しかし、中には斑などがなく、全体が黒いものも見られ、体色や斑の様子には変化がある。

また、触角は比較的大きく、先は三又のように別れていて、扇状のように広げていることも多い。

セマダラコガネの特徴
セマダラコガネの特徴


セマダラコガネの生態・生活

セマダラコガネは低地から山地まで生息していて、森林やその周辺、草原や河川沿いの雑木林などで見られる。
寺社の境内や耕作地周辺、住宅地の空き地や市街地近郊の公園でも見られ、様々な環境に適応している。

成虫は主に6~8月頃にかけて見られるが、地域によっては5月頃からでも現れる。
灯火に寄ってくることもあるが、セマダラコガネは日中も活発に活動し、成虫はさまざまな植物の葉などを食べる。

葉の上などで休んでいる時は、しばしば後ろ脚を広げるように上げている様子が観察される。
これはマメコガネヒメコガネなどでも見られるが、その理由は分からない。
また、大きな触角をアンテナのように広げていることも多い。

卵は地中に産卵され、1週間ほどで孵化するが、幼虫は地中で植物の細根などを食べる。
冬は幼虫で越冬し、翌年の5月頃になるとサナギになり、その後成虫として現れるようになる。


セマダラコガネについての参考・その他

セマダラコガネは、アメリカなどに移入定着しているが、幼虫は植物の細根を食べることから、トウモロコシなどの農作物に被害を与える害虫とされている。
英名では「Oriental beetle・オリエンタルビートル」と呼ばれていて、庭や公園の芝などにも被害を与えている。

一方、国内でも被害が出ているようだが、一般に大きな被害ではないとされている。

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