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| 名前 | シオヤトンボ |
| 分類 | トンボ目・トンボ科 |
| 学名 | Orthetrum japonicum |
| 分布域 | 日本の北海道から本州、四国、九州地方に分布している |
| 大きさ | 体長37~48mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~7月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫は昆虫類、幼虫はミジンコや小さな水生昆虫など |
| 越冬 | 冬は幼虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| シオヤトンボはシオカラトンボやオオシオカラトンボに似ているが、シオカラトンボなどよりも早い時期から現れ、夏には姿を消してしまう。 日本の固有種とされているが、近年は生息数が減少していて、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されている シオヤトンボの分布域 シオヤトンボは北海道から本州、四国、九州地方に分布していて、日本の固有種とされている。 シオカラトンボとはよく似ているが、シオヤトンボは翅の基部が褐色になっているのが特徴になっている。 シオヤトンボの大きさ・特徴 シオヤトンボは体長37~48mm程で、シオカラトンボに比べるとやや小さいが、腹部は全体に太くなっている。 雌雄ともに未熟な内は黄褐色をしていて、雌は成熟してもあまり色が変わることはない。 一方、成熟した雄では胸から腹にかけて青白くなり、シオカラトンボの雄と似ているが、シオヤトンボの雄は腹部の端を省いて全体が青白くなる。 また、シオヤトンボは、雌雄ともに翅の基部には褐色から暗褐色の斑があるのが特徴になっている。 シオヤトンボの雌雄は、いずれもシオカラトンボやオオシオカラトンボの雌雄によく似ていて、時には同所的に見られることもあって分かりづらいことがある。 一般に、雄の場合、シオヤトンボの翅の基部には褐色の斑があるが、シオカラトンボの翅の基部には斑などがなく、透明になっている。 オオシオカラトンボの翅の基部には暗褐色から黒っぽい斑があるが、シオヤトンボの斑は褐色が強いほか、雄の複眼は青緑色のような色をしているが、オオシオカラトンボの複眼は黒っぽい色をしている。 雌では、シオヤトンボの翅の基部が褐色になっているほか、胸の様子を見ると、シオヤトンボでは上面が黄色っぽ色をしているが、シオカラトンボの雌では暗色の部分が多くなっているなどの違いが見られる。 オオシオカラトンボの雌とは、シオヤトンボの雌の複眼は黄褐色や茶褐色をしているが、オオシオカラトンボの雌の複眼は黒っぽい色をしていて、翅の基部の色も黒色が強くなっている。
シオヤトンボの生態・生活 シオヤトンボは低地から低山地にかけて生息していて、池や沼、湿地や水田などでよく見られる。 成虫は主に4~7月頃にかけて見られ、シオカラトンボよりも早い時期から現れるが、夏には姿を消してしまう。 羽化した成虫は水辺を離れ、周辺の森林や疎林などに移動し、小型の昆虫類などを食べて成長する。 成熟した雄は水辺に戻り、雌を待ち受けて縄張りをつくるが、シオヤトンボは縄張り意識が強いようで、ほかの雄やシオカラトンボの雄などが近寄ると激しく追い立てて追い払ってしまう。 交尾は地面や植物の上で行われ、その後、連結した状態で産卵水域へ移動する。 雌は単独で打水産卵するが、その間、雄は近くを飛んで雌を守るように警護している。 卵は1mmより小さな淡黄色のような楕円形で、1~2週間ほどで孵化する。 幼虫(ヤゴ)は水生で、ユスリカの幼虫やイトミミズ、ボウフラなどを食べて成長し、冬は幼虫のまま越冬する。 シオヤトンボについての参考・その他 シオヤトンボは各地に広く分布しているが、近年の開発などによって生息地が減少していて、それに伴うように個体数が減少している。 現在、シオヤトンボは環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されているが、自治体によっても準絶滅危惧種や絶滅危惧種などに指定される状況になってしまっている。 |
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