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| 名前 | ツチイナゴ |
| 分類 | バッタ目・バッタ科 |
| 学名 | Patanga japonica |
| 分布域 | 国内では本州から九州、沖縄地方まで分布している |
| 大きさ | 体長40~50mm程度 |
| 出現期 | 成虫は主に4~12月頃に見られる |
| 食べ物 | 成虫・幼虫ともにマメ科やイネ科植物の葉を食べる |
| 越冬 | 冬は成虫で越冬する |
| ●分布域 ●大きさ・特徴 ●生態・生活 ●参考・その他 |
| ツチイナゴは、目の下に涙を流した後の様な斑があるのが特徴で、体は大きく、トノサマバッタほどの大きさがある 本州より南に分布しているが、低地から山地まで広く生息している。 ツチイナゴの分布域 ツチイナゴは中国東部から朝鮮半島、日本や台湾、ベトナムなどに分布している。 国内では本州から九州、沖縄地方まで分布しているが、インド北西部などにも分布するとも言われている。 ツチイナゴの大きさ・特徴 ツチイナゴは体長40~50mm、翅を含めた全体の長さは50~65mm程もある大型のバッタで、トノサマバッタと同じほどの大きさがある。 体は全体に淡褐色のまだら模様のような感じをしているが、目の下にははっきりと分かる暗い緑色の斑が見られる。 トノサマバッタにも目にの下に斑があるが、ツチイナゴの斑は涙を流した後のようにも見えるもので、ツチイナゴの一番の特徴になっている。 また、頭部から背を通る白っぽい縦筋が見られるが、頭部や胸には縦筋が見られないものもいる。 幼虫は緑色をしているものもいるが、目の下の斑は成虫と同じように見られる。 ツチイナゴの生態・生活 ツチイナゴは低地から山地まで広く生息していて、林縁や草地などで多く見られる。 河川沿いの雑木林や草地、耕作地周辺などの他、都市近郊の公園でもしばしば見られ、道路脇で見られることもある。 成虫・幼虫ともにクズ類を好み、マメ科植物のあるところに多いが、トノサマバッタやクルマバッタモドキ、イボバッタなどと同所的に見られることもあり、イネ科植物の多いところにも生息している。 成虫が見られる時期だが、ツチイナゴはバッタ類では珍しく、冬は成虫のまま越冬する。 その為、冬でも成虫の姿を見ることができ、南西諸島では1年を通して活動している。 冬を越した成虫は4月頃から活動をはじめ、産卵を終えた成虫は6~7月頃まで見られる。 新しい成虫は9~10月頃には現れるようになり、冬になると枯れ草の下などで越冬する。 その為、多くの地域で、8月頃を除き、4~12月頃までは活動している成虫を観察することができる。 また、クビキリギスなども成虫のまま越冬するが、ツチイナゴはクビキリギスのように完全に冬眠するのではなく、暖かい日には活動する。 しかし、凍結するような寒冷地では越冬できずに死滅してしまう。 ツチイナゴについての参考・その他 ツチイナゴの幼虫は緑色をしているものがいるが、これは初夏のころの草の中での保護色になっている。 また、ツチイナゴは成虫で冬を越すが、この時期には植物の緑が少なくなることから、体色も褐色の地色になっているとも言われている。 |
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